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亜希に惚れましたが、何か?MC+女優+歌手

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亜希に惚れましたが、何か?MC+女優+歌手
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早川亜希が地球を救う!!!ハリウッド映画の関係者の方、早いもんがちですよお〜。
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照れ

2012/01/15 10:25
「ちょっと最近私ってワンパターン化してない?うざくない?」
気にする早川

「って、何今頃。わかっててやっているのかと。」
打ち合わせで呼ばれた内藤がめんどくさそうに答える。

「え〜〜〜まじやば。あんただけにいうけど、まじこのままでいいのか悩むのよね〜。」
「ん〜。あんただけにっていうけどっさあ。みんなに聞いてんだろ。それってみんなが知ってる秘密結社と同じだろう。」

「・・・なにそれ、難しいたとえアキワカンナーイ。

「あのなあ。それが見苦しいっての。」

「え=それって突っ込みとボケでいいかんじかなあと思ってたんだけど。」

「相手があればね。客相手にしてもいいけどさ。一人でやるときどうすんのさあ。」

「う〜ん。わっかんな〜い

「う〜んそれもアラサ〜が限界かなあ。」

「げ〜まじでえ。新しい芸風考えなくっちゃ。」

「芸風っておい・・・・・ついに。」

「いや芸人じゃないわよ、迎風よ。お客様やコメントを迎える迎え方ね。・・・

「迎風ねえ。つまり迎人てわけか。」

「それいただきます。」

「そののりもいつまで使えるか。」

「む〜難しいわねえ。」

「いままでで、おっと思ったのは河内男節、サックスをうまく弾いたとき。もったいないとおもったのはその前後の照れ。」

「照れ?」

「そう。アマチュアじゃないんだから照れてる場合かって話し。たとえば贈り物があって、包装してリボンかけて差し上げるところを、近くのスーパーの袋に入れて渡すようなもんかな。」

「う〜〜ん。庶民的でよくない?」

「よくないね。たとえば自分の芸に笑ってしまう芸人みたいな。」

「あ〜そのたとえはよくわかるわ。本人は面白いだろうけどはたで見ているとつまらないっていうあれね。」

「そう。たとえばひとつのライブの中で司会も自分でやるとしたら、絶対に照れない練習というか訓練をしないといけない。あんたは照れすぎる。」

「あんたとは何よ

「だって女優って豪語してんなら照れんなよ。」

「あたしだって人間なんだから照れるわよ。」

「プロならそれを見せるなよ。」

「なに〜〜〜〜。」

裏アキ出現と同時にどこからか声が・・・・


「あっつアキさん。すいませ〜ん ユーストリーム本番すでに入ってましたあ。」

「!!!!!!!!!!」

「み、みなさんこんばんわ。元アイドル 現在も女優の早川亜希です。こ、ここにいるのは・・・」

内藤は亜希が振り向いた表紙に肘が顔面に当たり、画面にみえず、うずくまっていた・・・。


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スターウォーズをみながら

2011/12/31 12:30
2012年を迎えようとしている。

 内藤のアイデアがきっかけとなって亜希は単に受身で仕事をするだけでなく、自ら仕事を生み出し始めた、Uストリームのあき部屋しかり、ハイエナ(ジー)ライブしかり。もちろんスタッフのアドヴァイスやサポートが95%と思っているが、5%の彼女の意思がなければ何も実現しなかった。

なんでもやる。「チョコボール山田さんとの絡み以外は」


内藤が亜希を説得する。
 
 人間というのはもざいくのように集まって大きな力を発揮する。

 特に日本人の場合、はその傾向が強い。

 中心にスターがいたとしても、事業として成功するには全体の力が必要になってくる。

 ドラマも映画も音楽も、スタッフとのコラボでよいものが出来上がる。

 これは何度確認しても確認しすぎるということはない。

 自分が楽しかったとともに周囲と観客が楽しかったか。

 誰かが犠牲になるようなステージはつくらない。

 協力者をもとめWinWinつまり主催者も観客も自分もメリットがあり楽しいライブを開く。

 自分がいいとおもう曲、そして観客が喜ぶ曲を慎重に選曲してやってみたい。気にしながらいくつもやっていく中でいいものができてゆく。

 自由に作曲していた人がひとたびプロになり、顧客の要望に応えながら曲作りをしなければならないときに大いに悩む。だがその悩みは糧となり、ただ自己満足で曲作りをしているものよりもはるかにいいものが出来、音楽だけでなく、人とのつながりを意識できるようになる。

 思いいれが裏目に出ることがあるのは、自己の思いばかりお優先して相手の空気を読めていないからだ。

 つまり自分の経験だけを詩や歌にするのではなく、他の人との共通の経験や共感、リズム、つながり感覚の
共有が必要なのだ。それを先天的にできるひともいるが、考えて努力してできるようになる人もいる。

 そして人間の普遍的な感情や経験が感動を深くする。複数人間が感動するというのは個人的な限定された個性の発露だけでは生まれない。

 変化しながら変化の奥に普遍的な原則がある。

 繰り返しは飽きられる。かといってキャラの変更は難しい上に古いファンが離れることになる。キャラの幅を広げることが大事。

 引き出しをたくさん持つことが大切。その意味でいろいろやるのは悪くない。

だがそれには付け焼刃ではなく、自分の興味に合致したこと自分の才能に合致したことを利用すればいい。

あとは他人とのコラボを加える。


で、提案なんなんだが、プロ志望の歌のうまい若手がいるんだが・・・・いっしょにどう?


亜希は腕をくむ。


「う〜ん。」・・・・

「その子ルックスはどう?」

「ま、まあいいほうだけど。」

「あたしごのみならいいけど。」

「あのね。彼氏探しじゃないんだから。」

「え?違うの。」

「・・・・・・話聞いてなかったな。」

「・・さっきのランチおいしかったのよねーマネージャー。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


このコラボが実現するかどうかは、やがてわかる。







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早川亜希がドラッガーの「プロフェッショナルの条件」を読んだら。

2011/12/23 15:24
 早川亜希はいつも分岐点である。いつもどっちへ行こうか迷い、どっちも選らんでそこそこどっちも出来てしまう。あれもしたいこれもしたい。これが夢、あれも夢。

 こないだのハイエナライブでもファンに、方向性をきいてしまった。ファンの期待はアシスタントMC。本人は歌と女優、MC。とにかくまるちタレント。でも女優かしら、でも来年は歌かしら。

 いつも立ち位置を確認して分かれ目を見せている。

 分かれ目を見せていいのは左右のおっぱいの分かれ目だけである。(こらあ

 そんな毎日。

 あるコアなファン内藤に勧められた、ドラッガーのプロフェッショナルの条件という本。私たちはプロ。そう豪語する亜希だったがなんとなく読んでみる事にした。

 なんとこれはビジネス本ではないか。しかも前半は資本主義の話など出てきて分けがわからない。ポスト資本主義、、ポストに本を入れる話でないことだけはわかる。う〜んわからんということで内藤にブログで講釈してくれと頼む。

 紹介した内藤は風邪気味うつろな頭でうんと返事をしてしまった。亜希のライブでふらふらになりながら青いカード(あべなつみのほうが良かったカード)をあげ続けた。いやまちがいなく人気は別としてあべなつみは才能がある。事務所としては売り込みたいのであろう。

 さすがに亜希としても動揺を隠せない。いや動揺も演技にしてしまわなくてはならない。人間としてさまざまな感情が揺れ動くのは当たり前である。それも含めて演技と企画に取り込んでしまう。亜希はこの時点で後継者を育てる才能に気付いていない。

 ハイエナ企画の勝利はあべなつみ。しかし、後半オークションでは亜希のコスプレクリスマスヒモパンが5万円で落とされた。これにはMCの男性も驚いた「!」

 ここまで書いたとき、亜希の延髄蹴りが飛んできた。

「おいおい違うだろう。コスプレヒモパンがメインじゃなくてクリスマスの衣装がメインでヒモパンはおまけだろう。しかも履いてないし。」
「履かないでクリスマスやったんですか?Hですねえ。」

「ばかああああ。このヒモパンは使ってないってことだよ。」

「あっそ。」

 ともあれ、これだけコアなファンがいることに亜希は感謝感謝であった。

 しかし来年は歌に邁進したい。しかしファンの期待はアシスタントMC。つまり江頭さんとの共演みたいな番組。アベナツミみたいな番組。誰かがいてはじめて能力を発揮する触媒みたいなMC。それはそれでありがたいんだけど、あーたしが主役になりたい。

 とまた迷い始める。

 内藤は、ブログで女優、MC,歌手をもいいが、どれも自分にあった、他の人よりも頭一つ抜けられるスタイルを確立するように書いた。

 これはドラッガーが
「努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。」と喝破したところである。

 いままでの亜希の歌の中で最大にインパクトのあったのは河内男節である。しかもこの曲の自己紹介MCは成功とは言いがたい。

 サプライズゲストを登場前に知らせてしまう有田のようである。

 まず彼女はアシスタントMCの才能はあるが自分でMCを行うのはまだまだ経験を踏んでいかなければならない。

 この河内男節がなぜあれほど受けたのか徹底的に分析してその強みを伸ばさなければならない。もちろんそれを土台にしてお祭り風の新しい曲を書いてもらったりしている。この試みは続けていくべきと思う。

 歌の雰囲気とキャラ、音程がマッチしたというのが大きかった。

 本人がいけていると思っても、今回の曲のように周りには伝わらないこともある。これは必ずしも歌い手のせいではなく、一般的な日本人が、この曲によってどういう感覚が起きるかということである。ニューヨークへいった人が何人いるかということも関係がないことはない。そこを曲の前ふりMCでかえてしまう人もいる。

 ニューヨークという場所もさることながら、問題は曲があらわす場所よりも、聞いている人たちの中にそれに近い感情があるのかどうかである。

 その曲がファンの心の近い感情をひきたたせれば、場所がニューヨークであろうがフィンランドであろうが関係はない。

 作曲者が、ニューヨークで感じた感覚。その類似の感覚を聴衆に引き起こせなければ、その音楽は聴衆にとって遠い存在でしかない。

 ニューヨークに行った人が、いってない人の前で、どんなにいいところだと説明しても、聞いている人はうれしくも楽しくもないのだ。

 聴衆は楽しむためにきている。その曲で、聴衆に何を起こせるか。

 曲前のMCと歌というセットが出来れば鬼に金棒で、両方の才能が生きる。

 だがそのためには、合った曲を歌わないとやはりプロとして頭一つ出るのは難しい。
 

 





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12月22日 ハイエナライブ(High Energy Live)

2011/12/23 13:33
12/22

下北沢で亜希のハイエナ企画が開催された。ハイエナとは「ハイ・エナジー」つまり亜希のエネルギーレベルが高いことを意味する。崖っぷちならぬ崖底とはかつて亜希が前生において地下シェルターで過ごしていたことを暗示している。アベナツ「ミ」はムーの本来の王女の生まれ変わりであり、亜希は無意識のうちにこのムーの女王の生まれ変わりをサポートしてゆくことになる、ささやかなジェラシーを感じながら・・。


「か、かわいいい」
内藤はアベナツミの予想外の可憐さに驚いた。しかもこの後アベナツミの演技力、プレゼン能力の高さにも驚かされる。

「これが準備されたものでないとしたら相当なものだ。」MCの男性だけでなく会場がどよめいた。

MC役の男性もかなり慣れていてポイントおさえた進行だった。本来MCにはこれだけの技術がいるものだと勉強になった。筋書き、今時分がどこにいるか俯瞰する感覚。亜希が今後注意しなければならない点だった。

後半では亜希が自分でMCしなければならないところを一瞬このMCと絡もうとした場面があった。あーまずいなと内藤は思ったが、驚くなかれこの男性は亜希が自分でMCすることを率直に伝えた。
後半は亜希が自分でMCをするという設定だったからだ。

アベナツミはブログなどの写真よりもはるかに整った顔立ちで話し方は少しあどけなさが残るが、その内容はしっかりしている。ただブログは亜希のほうが面白い。情報満載、思いを伝える言葉がなんというか希望に満ちていて、ファンのはげみになる。
亜希のブログの難点といえば食い物の話しが多すぎることだが・・・。まあ好きでやってるんだからしょうがない。亜希から食い物道楽をとったら残るものはない?!。
この1週間にあったことも・・・食い物の話であった。
ファンから「あ〜」という声が出たが、それすら聞こえなくなるほど語っていた。
味覚に特殊な能力があるということをコアなファンしか知らない。

江〇〇とのMCでは彼が汚れ役になるが、今回は亜希が汚れ役にならなければならない。女優でありながらも汚れ役。しかも完全な汚れ役ではない立ち位置が難しい。
例えば、ぶさいくを売りにしている芸人なら、完全な汚れ役になりきれるが、亜希は「ぶさいく」を売りにしている芸人ではない。演技と明るさを売りにしているアイドル出身の女優なのだ。そのスタンスを維持しながらも、下町のおっかさん、芸人の姉さんのキャラを生かしてゆかなければならない。そこが難しい。

ともあれはじまるとそんなこと考えている亜希ではなかった。ただ楽しくやっているだけであった。
「そいじゃあアッパッパーじゃないのさああ。」
という声が聞こえてきそうなので、そんなこともありまたそんなこともないかもしれないと、言葉を濁しておこう。

後半のライブではに2曲の唄の披露があった。内藤は亜希にはボサノバは合わないと思っている。しかし、この曲ユーストリームに流されて亜希のテーマソングのようになってファンものっている。二曲目は内藤にとってははじめて。曲としてはやや地味に感じないこともないが××摩天楼。男性MCは高評価だったが、内藤としてはまあまあ曲に助けられていると感じた。この曲は確かにしっかりとした曲作りになっている。この手の曲が好きな人にはとてもいい曲だ。

マイクの音量をあまり上げない状態で歌ったがこれはいままでにない感じでよかった。
新曲で音のとり方が難しいせいかで歌い込みが足りない印象を受けた。プロとしてはこの曲は厳しい。声の伸びがない?もともとそういう曲調でもあるのかもしれないが・・。そのあとふざけながら歌ったサクラなどの歌唱があまりにも良かったからだ。それと比較するとこの日メインで歌った二曲は今ひとつインパクトにかける。思い入れを強くしすぎれば過ぎるほど、相手にはわからないくなるというジレンマ。ふざけてのりのりで歌ったほうが素直に伝わるのはなぜか。

亜希は天然なので、下手につくりこまないほうがいい。という説も成り立つ。天然と天才は違うが、天才的な動きをしていた人が誤ったコーチングで、ある技ができなくなることがある。もう少し高くとか、もう少し強くとか言う表現は、きわめてあいまいなコーチングで、受け取る側がうまくそれを出来ないとしたら、指導する側は、別の言い方、別の視点をもってこなくてはならない。

例えば、山頂で、むこうの山の頂に声が届くようにとか、40年間合えなかった恋人に告白するようにとか。

強くとか、弱くとか、こぶしをつけてとか、そういう表現の仕方はある意味機械的であり、歌を人工的なものに仕上げてしまう。

歌っているときに、ここは強くというアドヴァイスがよみがえってくると、それが邪魔になる。尺を計算してその音を出す。それを強弱というなら、頭の中でその計算が働いてしまい、無用な動きが生まれてしまう。
基礎練習でそれを行うのはやむを得ないが、歌にそういう計算を結び付けてしまうと自然さが失われてしまう。

イメージで自然に反応する方法にすれば左脳の作用を抑えられる。

脚本家や監督はそこまで個人の演技指導が出来ないので、全体を考えて、そのときのイメージでお前にはこうしてくれと直接的にな要求をあげてくる。演技者や演奏者、歌手は、監督や聴衆の要望にこたえるにはどうすればいいか自分の方法をもっていなければならない。

ギターの演奏でもそうだが、そこは強く、そこは弱く・・そういう言い方をされてその通りできて、数学的に構築しても感動する演奏を生まないことがある。かといって感情移入しすぎて演奏しても、冷静な視聴者には独りよがりに思えてしまう。

ある感動を生むギタリストが、マスタークラスで「作曲家のDNAと演奏者のDNAを共鳴させる」という表現をして教えていた。そしてそれが聴衆のDNAも共鳴させるときもっともいい演奏が出来感動がうまれ、聴く者の心を揺さぶる。

やはり亜希に合うか合わないか、どういう路線がいいか。女優、歌手、MC、三つやってもいいが、頭一つ他の人よりも勝っている点を伸ばしていかないと、人並みの部分をのばすだけではプロにはならない。

早川亜希がドラッガーのプロフェッショナルを読んだら・・・次の話題はそれにしよう。









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アンノウン

2011/12/21 21:32
「何を言ってるんだこいつは。」

ブログをみながらある男がつぶやく。

「こいつ右翼か。文書はめちゃくちゃで支離滅裂。どっかおかしいんじゃないか。」

「時代錯誤も甚だしい上に、竹内文書だの契丹古伝などをつなぎ合わせて適当な物語をつくってやがる。
いまどき天皇陛下とは、小学校でもそんな説を信じるやつはいまい。」

男はブログにコメントを始める。

「いい加減にしろ。怪しい話で迷惑をかけるな。」

ハーレムナイトはコメントをみつけて返信する。

「ま、そういわずに、大きな心でゆるしてたもれ。」

男は続ける。

「お前の資料出所は竹内文書と契丹古伝だろう。」

「よくご存知で。」

「そのような偽文書が信じられるか。」

「物語ですから」

「誤字脱字、文脈支離滅裂だが。」

「失礼、腱鞘炎でね。うち間違いは多いよ」

「さらに亜希さんが迷惑するだろう。」

「もしそうなら申し訳ないとは思っています。」

「じゃあやめろ。」

「あなたとってもストレートな方ですねえ。」

「迷惑とわかっているならやまたらどうだ。」

「わかってはいないですよ。良かれと思っています。」

「いいわけないだろう。」

「どうですかね。」

「いいとおもっているか?」

「おもってますよ。」

「このくだらない駄文がか。」

「ええ。」

「ふざけてるのか。」

「いえ」

「どういうことだ。」

「あなたはとてもストレートにきいてくるのでお答えします。」

「おう。」

「イメージも大切ですが、名前が出ることは結構重要です。」

「そういう問題じゃないだろう。」

「いえ、そういう問題です。たくさんの才能も美貌も兼ね備えたタレントがどうやって、自分の好きな仕事を選んでゆけるか。」

「そんなことはわかっている。問題は貴様の書くようなブログで彼女の名前を出すなということだ。汚らわしい。」

「なにも毛皮らしいことは書いてない。亜希のクリスマス衣装はどちらかといえば水着に近い。」

「ふざけるな。」

「ふざけました。深刻になるような話ではありません。」

「そうは思わない。」

「タレントにとって名前が知られることはとても重要です。その知られ方はいろいろありますが、あなたはファンで、それを心配されている。」

「だから・・」

「だからこんなブログで話を混乱させるのは間違っている、怪しげな組織や右翼まがいの説を絡ませるのは危険すぎる。そういうことでしょう。」

「そうだ。」

「つまり政治的なことを絡めるな・・・でしょう。」

「そうだ。」

「では、日本は民主主義で、憲法の国で、自由の国で、国旗も国家も関係なく、ただ日常の些細なことがらと、芸能のことだけ書けばよいと。」

「そもそもそのような話に立ち入る必要はない。サスペンスでも、パロディでもなんでもいいが、政治的色付けをするな。」

「この話は・・・彼女をモチーフにしているが、私の物語でもある。彼女のイメージによってはじめて物語が動き出す。」

「そんな必要はない。」

「必要の問題ではない。自由だ。」

「続けると。」

「邪魔する・。」

「ご随意に。」

「もちろんそうするが出来れば理解をえたいところだが。」

「それは無理だ。俺は戦後の民主主義を自由に生きている。お前の話など狂ったアナクロでしかない。他人を巻き込むな。」

「伝奇物語と思えばいい。それぐらいのふところもないのか。」

「ふところのもんだいではないまきこむなということだ。」

「お互い危ないファンだな。」

「いっしょにするな。」

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ヤマタノオロチ

2011/12/15 22:09
「ヤマタノオロチの神話は、世界の8人の裏の権力者を意味している。」

ぼやっとしていたハーレムナイト内藤晴夢がつぶやく。

「ヤマタノオロチってあのキングギドラみたいな?」

「キングギドラは3頭だがヤマタノオロチは8頭、こっちのが強い。」

「世界の八人の頭は一つの胴でということは・・・」

「八人はつながっているんだ。」

「それをやっつけるのは確かスサノオの命だったわよね。」

「お、勉強したね。」

「まね、真面目な女優ですから。」

「カメに入った酒に酔わせてそこを攻めた。」

「酒の入ったカメねえ。象徴的だけどどういう意味かしらねえ。」

「実は・・・・まだわからん。」

「ずえええ・・・そんじゃあストーリーはどうするの・・」

「そのうち浮かんでくるさ。」

「そのうちって・・」

「で、スサノオって救世主みたいのがでてくるのかしら。」

「それもわからんちん。」

「ちんって・・・」

「謎にしとこうかなあ。」

「ずえええ、それじゃあけつのない映画じゃないかア。」

「ケツみせたくないんでしょう?アキさんは。」

「こらあ、その話しすなあ。」

内藤晴夢の衣類が濡れたのはいうまでもない。
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2011/12/11 22:35
「わけわからんわ、あなたの原作。」

ハーレムナイトの説明も虚しく、ダメダシをする亜希。

「あのさあ、もうちょっと美しくきらびやかな世界とサスペンスがないといろんな層に受けないわけよ。」

「そりゃわかるが、とりあえず記録しないと忘れるわけよ。」

「はあ、まあ歳だからねえ。」

「それをいうなって・・・おっと俺の老眼鏡は?」

「頭の上でしょ。」

映画の製作がすすんでるのかすすんでいないのかわからない今日この頃。

気晴らしにいつものイケメンのいるカフェにいってカプチーノを頼む。

「あ〜この一瞬、生きてるってかんじるわあ。」

12月22日のライブの計画は着々とすすんでいる、唄に磨きをかけてイケメンにきてもらおうかしら。

「あの・・・」と声をかけようとしたところハーレムナイトがやってきて

「あの亜希さん、この場面、けつのところどうしますかねえ。」

亜希の顔が真っ赤になった。

「えっつ?」ハーレムナイトの顔にカプチーノがかかる。泡がひげのあたりたまり笑える。

「ケツ(尻)とかいうなああ。(イケメンのまえでえ)。」立ち上がって仁王立ち。

「い、いや何勘違いしてんですかあ。結末の結ですよお。」

イケメンのウエイターは真っ赤になった亜希の顔とハーレムナイトをみて笑いたいのを必死でこらえていた。

「あ、ああらそう。ごごめんなさい。」

「一部の結末をそうするかですよお。、ひどいなあ。そんな亜希さんにいくらなんでもケツだしてくれなんて言いませんよ、見たくないし。」

「!!!!」再び、手元のミネラルウォーターがハーレムナイトを襲った。」

「ええ?なに言ってんですか?出したいんですかア?」

亜希はずぶぬれになったハーレムナイトの襟元から残りの水を注ぎ込んだ。

「げえええ」

さすがにハーレムナイトもこの寒い時期 水攻めは応えた。

「す、すいませんてば。わざとでしたあ。これネタに使わせてもらいますう。」

ということでネタになった。
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その前にここ数千年

2011/12/10 22:40
 今から約3000年前 古代中国の殷が周との戦いで敗れた。

 殷の王族の一人である箕子は周の手を逃れ,古代朝鮮国を建国した殷の祭祀を伝えた。

そのときの箕子の妻が亜希の転生だという話をすでに書いた。

 「またまたそんなものものしく語られてもお茶の間のお子様やじっちゃまにはわからないのよ。」

 亜希が庶民の目線で訴えろという。ハーレムナイトもそれはそうだとうなずく。

 「これはまあちょっとシリアスな部分をいれとかないと亜希のギャグマンガみたいになってしまうからさ。」

 「ギャグ漫画とは何よ。私の存在自体がロマンハードボイルドでしょうが。」

 「なんだその日活ハードロマン〇〇〇みたいなのりは。」

 「おい最近シモネタ多すぎやしないか。」

 「えーえー先急がされるもんでストレスたまってるンス。」

 「ストレスはPPPみて解消しなさい。」

 「こんなところで番宣するない。」


 太古にスサノオの命が飛行艇に乗って長白山に降臨し、その後裔が中国五原に広がった。堯・舜・殷すべてヒ一族であったが、度重なる天変地異と西から侵入してきた異民族の侵略で徐々にその勢力は後退していった。
 中央アジアではさまざまな異民族が交代して支配するようになっていったが、殷朝は太古の祭祀継承しながら東方にあるヒ一族の大東国に助けられ中央アジアを治めていた。

 祭祀の継承とは単に形式的な儀式を行うだけではない。フーチという独特の方法で神の意思をうかがいながら政治を行うもので、祭政一致の秘伝であった。王と国民が神に従順である限りはこの儀式によりその国は繁栄し、災害が減少していった。

 そんな殷が没落したのは最後の王である紂王が酒池肉林の限りをつくしたためだった。この王はもともとは勇猛かつ賢明な王だったが、九尾の狐が憑依した女を側室に迎え、その女の甘言を入れ続けたために堕落したと言われている。一説には周が策を弄して王の側室に女スパイを送り込んだともいわれている。

 周では勝った後、箕子を殺して根絶やしにせよという意見があったが、武王は箕子を深追いしなかった。理由は箕子は王族であり武王は家臣の血筋、かつ箕子は紂王に協力したわけではなくかえって忠言して受け入れなかったために狂人を装っていたからだ。

 また祭祀を司ることのできた箕子を殺せば背後にある大東族が反撃してくるおそれがあったからだ。周は殷との戦いで疲弊しており、もはやその背後にある大東国を相手にする力はなかった。

 やがて異民族がアジアで勢力を持って中国の基礎をつくり、箕子子孫も西から亡命してきた衛満という名の将軍の裏切りで、国をおわれる。

 大東国も一進一退を繰り返しながら極東の地に追いやられていく。

 どんな理由があっても家臣が国王になるのは不忠といわなければならない。またなったとしても祭祀は継げない。王の血縁者でないからだ。 

 「霊は血にかかる」ため、祭祀は血統とともに伝承される。

 祭祀の主催者は同じ血統上の人物でなければある種の霊的威力というものが発現しないのだ。

 結局度重なる天変地異、戦争により歴史と国家が寸断され、中国にはその片鱗だけがのこり、ヒ一族は弱体化して西から来た蛮においやられ、最終的には極東の日本に封じられたというわけだ。そしてついにヒ一族を覆滅するための密使が日本に侵入していった。

 そして日本には封じた側の一族と、封じられた側のヒ族がいる。

 太古の歴史は葬り去られ、ヒ一族最大の守護者である物部氏は蘇我の陰謀により駆逐された。蘇我氏の先祖は
武内宿禰すくねといわれる由緒正しい人物の出た家系であるしかし、その孫の満智にはこがなく、百済の太子の血筋から韓子を養子にしたのだ。つまりここで蘇我氏は百済の侵入を受ける。「韓子」という名前からもそのことが連想される。韓子の子は高麗という。この名前も高麗国を連想させる。韓子のひ孫が蘇我の馬子である。

 蘇我馬子は漢人を使い、崇俊天皇を殺害した。だがそれでも自らを天皇とすることできずに表向きは推古天皇を立てた。日本では君子がいなければ国が治まらない。
 これは太古においてヒの女王がヒの民の霊的遺伝子に統治のシステムを組み込んだからだ。つまり日本はもはや君子をたてなくては存立できない。
 どれほど総理大臣を大統領もどきにしても君子たる天皇陛下を中心としていなければ国が立ち行かない。歴史もあり文化もあるが、ヒ一族すなわちヤマト民族は目に見えない霊線で結び付けられているからだ。

 封じる側はいわゆる「禅譲」を継承の要とする仏教を導入することで万世一系の天皇の弱体化を狙った。

 神道信仰を弱め人心の統一を乱した。侵略する前に宗教により民衆の人心をかく乱するのは戦争の常套手段である。
 大化の改新前から多くの仏教僧が半島からきて高僧として権力を握っていた。多くが帰化人として権力を握っていた。



「むずかしいわ、むずかしすぎるわなんとかなさい。」

「これは原案だからこれから脚本化がうまく映画にしてくれるよ。」

「それならいいけど、私はどこに出てくるのかね。」ぶつぶつ。

世は源氏物語が映画になり、一世を風靡している。亜希もあれがいいとおねだりする。
「あれがいい。」

「神功皇后は亜希にやってもらおう。東洋のジャンヌダルクだ。おなかに赤ん坊がいて戦いに挑むのだ。」

「そりゃすごい。この人ってやっぱり太古の因縁を神の啓示か何かで悟って動いたのしらね。」

「そうさ、夫は言うとおりしなかったから先になくなったとか書いてあるけど。」

「え〜〜〜ラブシーンないのお?」

「う〜〜ん戦闘シーンが大半。」

「やだやだ。」

「う〜〜〜んしょうがない乙女時代を想像でかこう。」
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大氷河期

2011/12/09 22:29
 シェルターの地熱発電で、そのエネルギーのすべてをまかなっていた。当時の王国は資本主義ではなく、徳本主義であり、すべては道義を基準にして開発が進められたので、地熱発電の研究も信じられないような効率でできるようになっていた。

 シェルターといっても山をくりぬいて作られた巨大地下都市で、人工の太陽があり、コメや野菜の栽培もされている。牛馬はいないが鶏はいて、卵も食べられる。

 ただここにすぐに避難できたのはわずか2万人で宮殿周辺都市の2%に過ぎない。 預言者は中心都市の人民が二分より残らないと警告していたが信じるものは少なかった。 地上は氷河期が到来したが、そのお陰で核のメルトダウンが起こらなかった。

 氷河期であってもアフリカ等地域によっては温暖な場所も存在し、そこでは地表に残された種族が狩をしながら飢えをしのいでいった。

 人類は発祥地がアフリカとされるのはこのためである。文明都市はもろく、シェルターのない都市は壊滅した。

 亜希のシェルターは大きな地殻の変動でも耐えられる構造になっていたが、出口が氷河で固められてしまい、外へ出るのに時間がかかった。地殻変動が落ち着くのに膨大な時間がかかった。

 亜希はシェルターの中で、助かった人に顔を見せねぎらい、安心させた。食料は確保されていた。
 食物の保存技術がすすんでおり、種と地下栽培のスペースが用意されていた。

 世界異変の引き金となった女王はこのシェルターの中で一生を終えた。

 彼女はおのが罪を天地にわびるとともに、将来の人類が同じ過ちを起こさないように残った人々にメッセージと使命を与え、それが遺伝子に刻印されるようにした。女王の声が人類を救済するためには30万年の月日を待たねばならなかった。

 氷河が解け、地上で暮せるようになったとき、このシェルターにいた人々の子孫はヒミコの声に感応して古代の深い知恵が目覚めるように遺伝子が操作された。当時の遺伝子操作の技術はそんなことも可能にしていた。

 アヤタチという古代種族が日本で再生されたのはそういう因縁による。

ヒミコが子孫を残したかどうかは謎としておこう。 ただ30万年後、日本で早川亜希という女性が誕生し、その周囲に謎めいたファンが押し寄せ、亜希の前世として太古の史実を明らかにする。

 21世紀の早川亜希は女優である。。。。。。。。。。。。。。芸人ではない。。。。。。。。。

 
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21世紀亜希

2011/12/07 20:57
「いやだからさあ、そこはもっと派手にしようよ。」
亜希が地響きを起こすようにハーレムナイトを怒鳴っている。

なぜか

実はハーレムナイトが筋書きをちょっと書き換えようとしていたからだ。

「ヒの国の女王はシェルターの中で数年生活する。彼女が結婚したかどうかは謎として残しておく。現代に現れたのは彼女の魂の転生ということにする。」

「いやあそこはシェルターの中でギと結婚して子孫残さないとハッピーにならないじゃない。」

「そう簡単に結婚したらいままでなんだったのということになるでしょうが。」

「国が壊れたからまあどうでもよくなってひっついちゃったとか。」

「アキさん。あなたねえ、それじゃああまりにも節操ってものがないでしょう。」

「う〜〜んラブシーンが欲しいい〜〜」

「あ、じゃあ濃厚なベッドシーン入れますか。チョコボール山田さん呼んで。」

「ギャー、そ、それだけはダメよ。お母さんにとめられてるんだから。」

「でしょうが。」

「いや、さ、そんなひとじゃなくスカップのタカムラさんとか・・」

「急にギ役を変えるわけにもいかんでしょう。」

「あ、そうだったわね。今の人でもいいけどサア。」

「いや、向こうにも選ぶ権利があります。」

「なんの話ししてンの。筋書きのはなしでしょうが。」

「あの役者さんは・・・・実は・・・ですよ。」

「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・女?。」

「宝田塚の男役です。」

かくして亜希の男優との絡みの夢は無残にも打ち砕かれ、しばらくおとなしくなった。

すかさずハーレムナイトは筋書きを勧める。

21世紀普通の亜希に生まれた。

ハーレムナイトは女優MC、歌手をやっているが、飛びぬけてセレブではない。努力に努力を重ね、仕事が徐々に増えつつあるそんなけなげさが見える亜希にした。

リアルに、ファンと等身大に、庶民的に。そこから第二部へ突入する。
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その後のヒミコ

2011/12/05 20:51
ハイ カーット。お疲れさんです。

「いやあこののシーンは感動的ネエ。やっててのめりこむわア。」

亜希は泣き崩れる女王役を飛び切りの表情で演じた。

「さすが女優だ。」とホワイトナイトも感心する演技だった。「ハーレムナイトもさすがにストーリーのひねり方がうまいねえ。汝の敵を愛せよか。古くて新しい発想だな。」

「そうねえ。臆病に見える女王の判断が結局正しかったわけね。このあとこのストーリーはどうなるのかしら。」

「人類はいったん原始的な状態に戻り。残った科学者は未開の人間を教育し、また人類は文明を持つようになる。この時代のことは神話として伝えられる。」

「私の出番は?」

「女王の遺伝子は受け継がれ、再び21世紀に姿を現す。」

「うおー。セレブ亜希ね。」

「いやこの映画では、最初は普通の女優。MC、歌手。」

「普通のって・・・つまらんでしょう。映画として。」

「いやいや最初は普通。途中から大化けするわけだな。」

「なにに?」

「女優だ。」

「うをおお。」

「つまりいまわれわれがやっている映画活動につながる。」

「え?なに?これをそのまま載せるの?。」

「そう。この映画が製作されるのは過去の因縁によるという風につなげる。」

「ぶっとんでるわね。」

「そして。」

「そして?」

「これからの世界を暗示する。」

「ブルーインパルスの話ね。世界言霊戦(せかいことだません)」

「そう。ムー大陸は極移動のために南極になって凍り付いてしまう。21世紀ではアメリカが相手。しかもかつて宮殿のあった地域は赤い国が支配してしまっている。ヒの国の末裔は争いを好まないゆえに引くところまで引いている」



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女王の慟哭

2011/12/04 22:31
「いやあ しかし、戦闘場面は映画的には面白いけど私のでる場面が少ないわね。」
ハレームないとのつくった脚本をみて亜希がつぶやく。
「しょうがないでしょう。女王なんだから戦闘の場面にそんなに出てくるわけないし。」
「そこはそれ、映画じゃないのさ、ジャンヌダルクみたいに先頭きっていかなくちゃねえ。」
「うーん、不可じゃないけどねえ、状況がせっぱつまってないとねえ。」
「ほいじゃ宮殿まで攻めてくるとか。」
「はいはいわかりましたよ。」

ということで戦闘シーンはCG監督にまかせて、宮殿への集中砲火がはじまったところからはじまる。
「女王ここは危ないです。逃げてください。こちらへ。」とシェルターヘ案内する。
地下シェルターでは再び音波砲の採用をめぐって軍部の間で議論が高まっている。
「女王、このままではムー帝国が世界を支配します。音波砲の使用をお許しください。」
「・・・・それでは迎撃にのみ音波砲の使用を許可する。ピンポイントで敵機に照準を合わせよ。」

亜希の音声を組み込んだ音波砲の威力は強大だった。敵機は次々と落下していった。

「彼らとて家族があろうものを・・・」
ヒミコは敵戦士の家族を哀れんだ。諸悪の根源は偽ヒミコについている悪天使であり、本来民に罪はない。

「敵戦士のために祈れ。」
「えっつ?」軍人は驚いた。
「憎しみがあることはわかる。だが彼らにも家族がある。憎しみでこの戦争は解決できない。」
「では、何で解決できるのでしょう。音波砲の使用を制限し、敵のために祈る。これで勝てますか?」
さすがに軍人達は怒り始めた。

「敵が音波砲を積んできたら、もはや対抗する手段はありません。音波砲は音波砲で中和されます。」

「打つ手なしか。」

「ありません。」

ギは兵士を代表して言った。

大天使ミカエル。何ゆえこのような試練を与えるのか。神よなぜルシファーに活動の期間を与えたのか。
女王は祈る。しかし答えはない。

女王の時代。すでに祭祀が変質していて、十分な効果が得られなかった。天使と会話する方法は失われ、人間と神々の交流は無言で行われた。

天界の側でも問題があった。かつての天使長であったルシファーはサタンとして活動し、ミカエルとガブリエル他の天使が人類を救おうとしていた。人類は汚濁した気を発するようになり、天使は地上に姿を現すことができなくなった。

女王の気持ちが揺らいだのもそうした気がついに宮殿を汚染し、公平な判断ができなくなったせいでもある。
女王はまだ未婚であった。一人でこの世界を治め孤独の極にあった。

女王は預言者に言葉を求める。
「ムーは滅びます。わが国も。」

「そうか」

このとき軍の一部が暴走しはじめた。ギはとめたが、若い将校は我慢できず、音波兵器をアマノイワフネに載せ、離陸したのだ。

「なに!!」女王に報告が届いたときには、すでに洋上に飛び去りっていた。軍の中に協力者が多かったために発見が遅れたのだ。

「なんということだ。」

若い将校達のリーダーは雷功という。彼は自分さえ犠牲になれば女王の国が助かると信じた。
「俺が責任をとる。ムー帝国の水晶体を破壊する。衛星を動かし反射板をセットせよ。」

雷功は攻撃スイッチを押した。女王の音声が含まれた音波のパターンがレーザーに変換され、人工衛星に反射して、一気に16の水晶体が破壊された。

水晶体のエネルギーは連鎖反応をおこしてムー大陸の地下にあるガスチェンバーを崩し、大陸の地盤を破壊した。
轟音とともに大陸が沈み始めた。

この影響は地球全体に影響を及ぼし、地軸が変化し、極が移動した。

ムー大陸だけではなく地球全体の気候が瞬間的に変化した。マンモスやシーラカンスが瞬く間凍った。

シェルターに非難したごくわずかの人間と、アマノイワフネの乗務員、気候の変化の少なかったアフリカの一部がこの災害を逃れた。

「こういうことなのだ・・。」
女王ヒミコは地下のシェルターでイワフネから送られてくる映像を見ながら・・・




   泣いた。


「すべてはわたしの責任だ。」









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壊れたキーボード

2011/12/03 19:08
 ある芸人が芸人の進路指導ということで、他の女優やモデル、芸人の進路指導をする。
かなりひどい言い方をされるが鋭い指摘もあり、視聴者の指示を得ている。
ソレをみているとモデル系の人間は20代後半、芸能界で生き残るためにMCを希望するというのが多い。
事務所もそれを狙っている事がある。

亜希はそれを狙って早くからMCを勉強してきた・・・?。亜希も出はアイドルだったのだ・・・・・。

「なんだよこの?とか・・・・・わ!。」

いきなりハーレムナイトの後頭部に亜希のハイキックが決まった。どうやら延髄蹴りを狙ったらしいがまともに
くらったら・・・・・・・・・・・・・・・・パンツがみえていた。

「なんてこと書くんだ。セレブ亜希のブログに。」

ハーレムナイトはいつもは家でブログを書くのだがこの日はたまたま映画撮影の脚本と並行してブログを書いていた。そこを亜希に見つかったのだ。

「いや、これはその盛り上げるために。」

「ちっとも盛り上がってないだろう。盛り上がるってのはこういうことをいうのよ。」
と亜希は自らの・・・・・・・

と書きそうになったところが亜希がパソコンを奪い、

亜希は自らの瞳をむけじっとハーレムナイトを見つめて諭すように言った。
「あーら、いたずらが過ぎるわよ。」と書き直した。

こ、これでは書けない。ハーレムナイトはパソコンのコンセントを抜いて仕事場から立ち去った。

「なんて失礼な奴。これじゃあ私が乱暴みたいじゃない。」といってキーボードを壁に投げつけて壊してしまった。

キーボードが一番安そうだから・・。

ハーレムナイトは後頭部を氷で冷やしながら家出ブログを書き続けた。

一方ホワイトナイトは映画監督をしながら仕事ではボランティアの音楽家を育てていた。

バイオリンの甲高い音は華やかさはあるが、チェロのほうが癒しの効果がある。もちろん曲次第だが。

フルート、キーボードチェロなどさまざまなバンドを施設に呼びいれ、いろいろと注意深く観察した。
ライブは間にトークを入れると満足度は高い。クラシックはいい曲も多いが受けないことも多い。
曲をしっていること、名曲であること。当たり前のことだがこのことは大きい。演奏家はマニアックになりすぎるのだ。
やはり聴衆が期待する曲と、演奏者が弾きたい曲のマッチングが第一だ。
感動は演奏者がもたらすというよりも、作曲者が呼び込むくらいに考えておいたほうがいい。
演奏者、歌手はどれだけ共鳴するかがカギだ。
ホワイトナイトは亜希のライブに期待しつつ、映画制作にその音楽の場面を取り入れたいと思った。

ハーレムナイトは脚本を書き続けた。

ヒの国はムーと戦いを始める。といっても防戦一方で、飛んでくるさまざまな攻撃兵器を避けるか、最悪でも打ち落とすかにとどめた。ヒの国には多くの国が協力したが、ムーに加勢したものもあった。一番痛手だったのは隣国が裏切ったことだった。

ギ「カタスカシ国が裏切りました。」
亜希「なに?あの国にはわがヒの国の防衛技術をほとんど伝えたではないか。」
ギ「そうです知られて破られます。」イケメン俳優が亜希の目をみて返す。亜希は
 いい男だわああと思いつつ、知られないように平成を装い演技を続ける。
 燻銀のようなベテラン俳優が演じるオモイカネがいう。
「音波兵器を使いましょう。このままではヒの国の民に犠牲がでます。」
「音波砲はどこまで開発がすすんだのじゃ。」
「音波をレーザーに変換し宇宙ステーションに反射させ、ムー大陸の水晶体にあてます。レーサーの中に女王様の低音の地声が含まれていて水晶体を破壊します。」
「私の地声?どこで取ったのじゃ。」
「若い頃のライブから。」
「ならいい。」
「それで水晶体の数は?」
「大陸には16こあります。それを破壊すれば連鎖反応が起きて大陸が沈みます」
「大陸が沈む?」亜希は驚いた。それでは、ムーの罪のない市民も巻き添えではないか。」
「それはできない。」
「しかし女王。そうしないとヒの国がやられ、世界はルシファーの手に落ちます。」
「あの、悪の天使か・・・なぜミカエルはわれわれに手を貸してくださらぬのか」
「女王それはあなたの心に曇りがあるからだ。」
宮廷には預言者がいる。クラリオンという。この俳優もしょうゆ顔のイケメンだ。亜希は思わずみとれてセリフを忘れそうになる。
「・・・・・・・・・」
「ど、どういう意味。」
「失礼ではないか女王に向かって!!。」
オモイカネが怒ったふりをする。実はオモイカネも知っているのだ。女王の心のゆらぎを。

「女王にプライバシーはないのか。。。」女王は観念したようにいう。
「ありません。」クラリオンはいう。「女王は公務100%。プライバシーはないものとお思いください。」
「私とて女、それがそんなにいけないことなのか。」
アドリブでかっこよく亜希が演じる。台本にないセリフにまわりは動揺する。

「女だからということではありません。王だからです。」
「しかしそのような兵器を使うことは神が許さぬ却下する。」
 
戦況は悪化する。カタスカシ国にはヒの国の防衛兵器、防衛ラインの情報などほとんど把握した。かの国には熱烈な女王の信奉者ガダカン王がいたしかし、ムー帝国の間諜つまりスパイが入り込み、ガダカンを洗脳してムー帝国の裏切り者にしたのだ。裏切りのきっかけになったのがヒの国の女王の心の乱れだった。女王がギに心を寄せていることがスパイに見破られ、それをガダカンに伝えたためガダカンが嫉妬したのだ。

あまりに人間的なあまりにくだらないと思うだろうがスパイは人心かく乱の達人だった。ガダカンもまた女王のファンであることに目をつけ嫉妬させたのだ。



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12・22ライブとヒの国の女王の脚本

2011/12/03 13:52
12月22日は亜希のライブがある。
ハーレムナイトも予約のメールを送る。狭いところなのであっという間に満席となった。他の出演者と共演するようだ。ハーレムナイトが知っているわけがない。また若いやつらが一杯くるんだろうな。すみっこでこっそりみていよっと。
いろいろゲームをやるらしいが、うまくのれるかどうかわからない。
学生時代人を壁の花にする天才がいて、いつもそいつにつき合わされていた。どんだけ人生損したか。そいつは社会に出て自分が壁の花になってしまったが・・・。俺はうーん花というよりも、存在そのものが薄いといわれるな。
印鑑だって薄いし・・。

亜希はハーレムナイトにライブの話はしない。来るのは当然と思っているようだ。
「まあ、あいつはきて当然よ。ブログのネタが欲しいでしょうし、映画制作のネタにもなるわ。映画では東京マンモスドームでやったことにしといてもらおっと。」

ハーレムナイトは自分の仕事と掛け持ちで亜希の映画制作に手をかしている。漫画の脚本もボイスコーダーイ吹き込んでソレを他の人間が原稿にすることになった。

「どうせ東京マンモスドームでやったことにしろって言うんだろうな。」ハーレムナイトは亜希の考えを読んでいる
「セレブだから」とかキメゼリフを入れておこう。

映画ではジュリアナ東京で踊ったクイーンを彷彿とさせる衣装で亜希が登場。後ろの巨大スクリーンに亜希が映し出される。

亜希は衣装でひと悶着。
「この扇子センスないわ。」
「じゃどういうのがいいんですか。」
「電飾よLEDの。当たり前でしょう。それと扇で合図するから観客席で人文字作れるように練習いれといてね。」
「え?人文字?」
「文字はね亜希最高でいいわ。」
ホワイトナイトも他の仕事を持ちながら監督で走りまわる。
「亜希さーいこうだね。」
「ちがう!亜希最高」
「わかったわかった。」
諸葛孔明が軍隊を指揮するように、亜希がエキストラを動かす設定だ。難しい。

「しかし唐突に東京ライブというのも物語的につじつまが合わないな。」とハーレムナイト
亜希「いいのよ盛り上がれば。」
ハーレムナイト「いやあ普通の設定では意味がないな。東北の新しいドームでの開催と言うことにしよう。そこはほら昔ハワイアンで労働者の仕事をつくった人の映画があるだろう。あれと同じで亜希のアメニティハウスの開催とつなげよう。」
亜希「いいわね。」と設定はどうでもいいただ綺麗な衣装でおどれればみたいな後ろ姿で去っていった。
亜希「あ、そうだ」といきなり振り返り。「もうちょっと露出したほうがいい?」
ハーレムナイトとホワイトナイトが異口同音に 「いやいい、それでいい。」
亜希「いやでもなんだったらおへそくらいは・・」
ハーレムナイトホワイトナイト「いやいい、今のままでいい。」
亜希「あらそう?サービスしようと思ったのに。」





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ライブ

2011/11/26 23:03
亜希が久々にライブをやる。

先日はアメリカへいって自信もついた。アメリカでは実はむこうの大統領にあってPPP参加に文句をいってきた。

「こらオズマ!!」
「いえオバマですけど。」
「あらそ、オバマ。日本を無理やりPPPなんかに引き込んでなに考えんのさ。」
「いやPPPの参加は自由ですよ。」
「うそおっしゃい。防衛と交換条件でしょう。最近赤い国の覇権拡大をくいとめるとかなんとかいって。」
「い、いやそんな。自由で公正な取引をするんでんがな。おたくの車も売れまっすえー」
「条件は農作物の、特にコメの解禁でしょう。」
「まあその代わり自動車はうけますがな。」
「あほぬかせ。なにかあるとすぐに輸出入で脅すやろ、輸出せんとかするとか。そして日本をゆする。」

通訳も大変だ相手の気持ちをさかなでしないように通訳する。

「そんなことしません。でもね、流通すればどちらも国が潤うでしょう。」

「そこまでいうんだったらあたしの出ているPPPに出なさい。顔はお面かぶってでもいいわよ。その代わり覚悟が必要よ。」
「なんでですか?」
「*****先生が活を入れるから。」

大統領は首席補佐官にすぐに日本のPPPを調べさせた。首席補佐官は思わず引き込まれしばらくもどってこなかった。顔が上気している。笑いをこらえていた。

「だ。大統領、あれは出てはいけません。イメージダウンです。」
「何がイメージダウンよ。あたしの冠番組なんだから。」

「じゃじゃあ、お面をつけて絶対にわからないようにして・・・」
「いいわ」

亜希はアメリカ大統領にお灸を据えるつもりだった。
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内藤のインスピレーション

2011/11/23 23:12
内藤は誤字脱字や文章の混乱など気にせず打ち込む。そんなものは後で誰でもなおせるのだ。

重要なのはそのときひらめいたことをどれだけ速く活字にして記録しておけるかだ。

内藤のインスピレーションの速さは尋常ではなく書くのも打ち込むのも間に合わない。文章ではなくアイデアが瞬間的にあたまに広がるからだ。

間違っていても大筋がわかればあとはなんとかなる。
すべてそのようなすすめかたをした。

いわゆる草稿、たたき台こそがダイアの原石なのだ。

支離滅裂な文章を書く亜希が読むと
「なにこれ間違いだらけだし、意味わかんない。」

しかしソレこそが原稿なのだ。
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亜希ランド

2011/11/23 23:08
 亜希はヒの国の女王の撮影に加わりながらも、地道に昔ながらのネット番組は継続していた。こういうところに好感が持たれスタッフに信頼され、それがまた新しい仕事ができる要因となった。

 東北に建設したレジャーランドの集客は今ひとつだった。それは日本国全体の経済全体が冷えているのに政府が重税をかけるからで、これは日本の本来の政治政策に逆行した毛とうの論理である。

 国が疲弊しているときにはトップから生活を改めるというのが日本の本来の道であるが、なんとこの国の官僚はこんな時代にあっても既得権益を離そうとせず、国民の血税で高給を得たうえに退職後は度重なる天下りでさまざまな法人から退職金をもらうのであった。

 亜希は震災以来、映画撮影の時以外は普段着を質素なものにした。ダイアもブランド物のバッグもすべてオークションにかけて現金化し、東北の事業につぎ込んだ。東北を活性化するには国内の企業を誘致するだけでは足りないと思い海外との連携を画策した。

 もとよりその影には内藤晴夢の企画があった。

「海外の人物を誘致して、そこから経済効果を生み出す。」

 インドとチベットの際にあるボリンボル国の王が訪日し、東北を訪れ姉妹関係を結んだ。ボリンボル国はチベットの密教を国境としている。実はチベット密教はアヤタチの奉ずる日本の古神道の教えときわめて近い。空海が中国で秘伝をうけたのも実は日本の神道と密教のあいだに知られざる近親性があるからなのだ。

 ボりンボル国王はいう。
「日本は世界の親国である。たとえ一時的に災難に見舞われても必ず立ち上がる。その精神高貴と誇りは失われない。」
 きいていて恥ずかしい話である。

 亜希はボリンボル王と東北で会い、教えを受け、アジアの精神がアメリカやヨーロッパを凌駕するということを証明するプロジェクトを起こすことになった。

 「内藤!あと頼む。細かいことはわからん。」
 亜希にチベット密教を理解しろというのは、亀にウサギより速く走れというのと同じである。(なんちゅうーたとえじゃ)

 内藤は亜希を看板としてたてながらもボリンボル王のプロジェクトを東北のレジャーランド施設を利用して実現することを企画した。

 ボリンボル王国はチベットの奥地にあり、実際にはアメリカやヨーロッパから行くのは難しい。日本にその支局を設けてチベット密教の優れた知識を学ぶ塾を開講することになった。内藤は世界中の研究者と連絡をとり、そこを拠点としてインターネットで講義ができるシステムをつくった。

アメリカがやっていることをチベットの教師を招いてやるのだ。価値観の違い、愛情の深さ、文明国がうしなった感覚が明らかになる。同時に各国の学生らと話が出来るようにした。

 東北のレジャーランドはその文化的な中心として有名になり始める。


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PPP(2)

2011/11/22 20:46
「ところでさ」

亜希がハーレムナイトの原稿を読んで、何かいおうとする。
ハーレムナイトの頬が一瞬ぴくっと動く。

またっ無理難題、無茶苦茶をいってくるのか、それとも内容が政治的すぎるとでも言うのだろうか。

確かにあまりにも政治的でタイムリーな話題は政局に影響を及ぼす。

亜希がノンポリだってことは俺だって知っている。

だが書かずにはいられない。これもアヤタチの遠隔操作か、神懸りかなんかなんだろう。

PPPは断じて日本は参加してはならない。太平洋戦争における三国同盟のような結果になる。

それとも亜希はもっと見せ場が欲しいのだろうか。

ギとミとの恋については亜希女王はただギをかげながら愛する女王にしか過ぎない。

モット情熱的なラテン的な恋のストーリーをかけとかなんとか。いまどき秘する恋などおとぎ話だとでも言わんばかりに。あーどっちにしても介入されンの嫌だな。



「PPPってあたしの仕事にかぶってンのよね。」




「そ・・・・・・・そっちか。」
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PPPへの参加

2011/11/20 22:32
 亜希が国家プロジェクトともいえる超伝奇歴史映画を製作中に、政府の金のことしか頭にない連中が環太平洋やり取りしやすいようにしましょうプロジェクトというのに参加表明を出してしまった。国民の大半はおろか亜希に何の説明もなくときの総理は血迷ったかのように日本経済がこれでよくなると思い誤った。

 アヤタチは政府の官僚にも食い込んでいるが実は政府官僚にはアメリカ寄りの人間も多く、これを阻止できなかった。

 なぜPPPというと、おなかがPPPといって便通が良くなるのを、経済流通がよくなるのに重ね合わせてPPPという略称にしたというからふざけている。

 ようはアメリカがアジアという経済的養豚場で十分な収穫を得るための取り決めなのだ。アメリカの学者が発明した経済制度は世界を席巻し、教養や信仰とは無縁の投資家達に世界の手綱を託してしまった。

 昔王家には秘伝があった。これは古代の皇帝から伝えられたもので、品性があり、格式があり神からの伝授があった。それがうしなわれたのはいつごろからだろうか。
 王家の堕落、将軍という家臣による王位の簒奪。そのことにより政治的な権力は継承されたが、祭祀は失われた。
 殷周の革命もそうだった。紂王の堕落が紂王の責任だったかどうかもはや定かではない。だがその影に女狐がおりそれにより狂わされたことは伝承にある。そして祭祀は箕子に伝承され、周には伝わらなかった。周の王は君主の家系ではなく、家臣だったからだ。箕子の末裔もやがて亡命した将軍に裏切られ、国をうばわれる。大陸では祭祀の伝承がいったん途絶えたのだ。日本でもタケウチスクネのいたころはまだ神懸りがあった。だがいつの頃からか多くの伝承が途絶え、形式だけが残った。

 多くの王家が没落、民のリーダーが選出された。しかしそこには機構と制度はあっても徳がない。どんなに声高に理念や道徳を叫んでも。それは概念に過ぎない。

 人権とはなにか・・・・・それに答えられるものがいるだろうか。畢竟それは神に与えられた権利の別名であり、神なき人権など余韻に過ぎない。

 地上唯一わが国だけが皇を奉戴し、クソのような政治経界の便所掃除を庶務係たる総理大臣にやらしている。その庶務大臣が勝手に取引の参加に色気を出し、わが国民の生命線とも言うべき農政を危険にさらした。

「外交やる奴には農政の重要性がわかっていない。」
アヤタチの官僚である津村潤はため息をついた。

「赤い国の覇権拡大でアメリカの手を借りなければならないのはわかる。だがこの条約は日本の独立を揺さぶる。」
津村はなんども庶務総理大臣に提言したが、他のロビイストは工業や投資のことばかり話して先読みができない。

コメの重要性は単純に言えば生きるための糧であり、これを他国に依存する割合を増やすと、いざというときにコメが足りなくなるという単純な道理だ。

そしてアヤタチの敵はそのいざというときを「故意につくろうとしている。」

ハーレムナイトは映画ヒの国の女王のなかにコメの重要性を盛り込む一章をもうけた。
減反を続けいくうちに農家が減り、やがてコメの自給率が下がり、突然旱魃と政治的な圧力でコメの輸入がストップする。日本では餓死者が増えるが他国でも自分の国を守るので精一杯。頼みの綱であるムーのコメは特殊な農薬が有害だとわかり大量散布で一時的に土地が使えなくなりコメをつくることが出来なくなる。

日本とムーの関係はこじれムーが周辺国を侵食し始める。
無論これはあくまで何十万年も前のストーリーとして描かれる。
脚本がかきあげられるとすぐに撮影にかかった。

亜希は政治のことなどあまり考えることなく演技に専念した。

「女優だから。」

ムーに渡ったギはミを追いかけて奥深くに潜入したが、変わり果てた姿をしたミであった。
頬はこけ、色は青白く髪は抜け、目は怪しく輝いていた。
「お前ミか?」
「そうよミよ、私を助けて。」
「・・・・・・・」

百年の恋も一瞬に冷めるかのようにギは後ずさりしてミを離れた。
「どうして逃げるの?」ミはギにすがりつこうとする。

だがギは本能的によける。

「チィイイ!!」

 ミとおぼしきムーの女王は妖怪に憑依された別人だった。逃げようとするギを超人的なスピードで追いかける偽のミ。壁をつたい天上を這う偽ミの姿はさすがの義も背筋に冷たいものを感じた。オミノカネが開発した携帯用の音波銃がなければ正直食われていたかもしれなかった。

 音波銃は「スー」という音を発してミを吹き飛ばした。しかし憑依されたゾンビのごとき肉体は数十メートル吹き飛ばされても再び立ち上がり、追いかけてくる。

 ギは忍び込んだムーの宮廷から脱出し、庭にある巨大な水晶石の近くにたどり着いた。この水晶体が太陽エネルギーを集めてムーのエネルギー源として働いていた。音波銃をむけたが高さ10m近くあるこの水晶には効かなかった。

 後ろからは偽のミが追ってくる。ギは水晶石の傍らを過ぎ、偽ミが水晶体に近づくのを確認してから腕に装着していた無線スイッチを押した。実はオモイノカネのつくった銅鐸型音波砲はすでに水晶に照準を合わせてあったのだ。

 水晶体は粉々に吹き飛び、偽ミはひるんだ。その隙にギは背中につけていた反重力装置を働かせ、空中に舞い上がった。

空中では姿を消していたアマの浮き船が待機しており、ギを回収した。


本土の神殿にいる女王亜希はギの同行を追い、選りすぐりの兵士をギ救出に向かわせ、連携していたのだ。
「ギよ目をさませ。ミはもはやいない。」
「いないということは・・殺されたのか?」

「それはわからないだが出直せ。お前の気持ちはわかるが、所在がつかめるまでもどってこい。」
「・・・・・・・」ギ

ギはうつろなおももちのまま本土にもどった。

ムーでは水晶体の破壊で都市機能が停止したが、すでに人工の水晶体をいくつも予備につくっており、間もなク機能はもどった。だが、ニセのミは水晶体の破壊に怒り、本土攻撃を決意した。

本土の女王亜希はこの情報をキャッチし、ムー大陸との決戦に備えることにした。


 
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亜希は天然

2011/11/04 23:08
「怪しい宗教団体にでもはいったんかいな。」

ちまたでうわさされることも無きにしも非ず。

しかしそんなこたああ知ったこっちゃない。映画だ映画。亜希は割り切って女優に徹する。
彼女にはそんなことは正直どうでも良かった。

とにかくこの不景気と鬱々とした時代をぱーっと明るくしたかっただけだ。

「おらおら内藤!しけた顔してんじゃないよ。たまにはキャバクラでもいってきな。」
「おいおい年上のオヤジにキャバクラいけはないだろう、ここの給料じゃお化け屋敷がいいところじゃないか。」
「なに贅沢言ってんだい。お化けキャバクラだってあるんだから。紹介しようか?」
「いやいい!いそがしいからあっちいっててくれ。」

亜希は大勢の漫画家の顔を毎日見て回った。
「や、神成君どう?36章は?あ、その髪型こないだやってもらったのと似てる。」
「え、まじっすか。」
「あたしはいいと思ったんだけどねえ。ソフトクリームだのとげぬき地蔵だのって野次も多くてねえ。」




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真相開示

2011/11/03 15:52
 内藤ハーレムが瞑想に入ると頭の中に太古の映像が広がった。

 亜希は弥勒菩薩のような髪型をしている。

 亜希が菩薩様の姿に似ているのは古代の弥勒菩薩の分身としての活動が姿に表れているからだ・・・

 けっしてぼさっとしているからでもやぼったさを訴えたからでもないましてもっさりしているからでもない。
(あたりまえだ)

 みろく菩薩というのは釈迦滅後 56億7千万年後に現れて世を救うと伝えられている。釈迦の前世のライバルで釈迦より優秀だといわれている。

 実はこの年代はシャカ滅後ではなくてこの次元空間が構築されてから56億7千万年後というもので、それは現代に当たる。

 現代の科学によれば宇宙の創生はもっとまえ、地球の創生はもっとあと・・という。 ただそんな年代などは時々の科学レベルの仮説であるからあてにはならない。 たぶんそうだろう・・ということである。どんな偉そうな学者の話もだ。 恐竜のいた時代に人間はいなかったという・・これはウソだ。ヒの伝承によれば人間はとんでもない昔から結構高い水準の文明をもっていた。恐竜の改良だってやっていた。

 はるか昔アダムとイブのような原始的な人間の以前に異次元との交通ができ、肉体も具現化できる天使のような存在もいた。
 ガブリエル、ミカエル、そしてルシファーもそうだ。聖書には神々が人間を娶った話しがある。このときの神々というのは天使のことだ。天使は神と心を一つにしているから神々と呼ばれる。よく読んでみるといい。複数で書いてある箇所がある。

 つまり真実はこうだ。実に見えない至高の存在「カミ」は存在した。「カミ」は人間より先に「天使」を創造している。 そしてこの天使たちはカミと一心同体であったため、人間からは神々とも呼ばれた。
 聖書をもっとよく読むと預言者もまた神々と呼ばれているところがある。

 イエスキリストは自分を神の子と呼んだので律法学者つまり当時旧約聖書の研究者であるユダヤの学者たちからは神を冒涜しているといわれた。

 しかしカミの言葉を伝える人というのは役目を持って生まれカミと一体になるから神々と呼ばれる。「預言者ですら神々と呼ばれたのだから自分がカミの子と自称するくらいでなんだ」というのがイエスの説明だった。

 多神教か一神教かというわかったような分類は完全に学者の机上論だ。屁みたいなもんだ。

 中心の神がいて、天使がいる。日本ではその天使も神々と呼ぶ古い超古代の風習が残っているが、ユダヤではそれが消えてしまっただけ。

 えーとどこまで考えたっけ。

 あまりにも壮大な考えで内藤の頭はまとまりがつかなかった。

 亜希のぼさっとした話・・じゃなかった。


 世界的な王の王(玉と呼ぼう)がいて、世界が各地にこの王の王が任命した王がいた。将棋で玉と王が使い分けられているのはこれに由来する。

 ムー大陸。すなわち古事記のいう黄泉の島では高度な技術と文化が栄えた。

 ムーの王は従来本土の最高位の皇帝に任命されていたが、いつのまにか悪しき部下がすりかわり、自らを帝王と呼び科学技術を乱用しはじめていたのだ。やがてその国は科学技術をたてに他の地域も支配し、本土に戦いを挑んできた。天使ルシファーが異次元から干渉していた。科学技術は知の天使ルシファーの得意技だ。

 本土のヒの皇帝がなぜそれほどまでに苦戦するのかといえば、皇帝は基本的には暴力を使用しないで問題解決に当たらねばならなかった。
 悪しき方法で結果を求めれば一時的に物事は収まっても再び悪しき風潮が生じる。皇帝はその理を知っているがために、強力な兵器の開発を中止させた。悪しき国家は際限なく強力な兵器を開発した。昭和天皇が原爆開発に中止命令を発したのと同様だった。

 本土の軍部はもちろん不満でなかには秘密裏に兵器を開発していたものもいた。ここではそれがオモイカネであった。
 余談になるがこうした歴史的な型は戦後の日本でも移写されて軍部で杉山と東条英機が開発を続けていた。しかし日本のような財力もそこを尽きたような小さな国でできたかどうかは疑問だし。第一原料のウランがなかった。ドイツからの移送は知られて失敗し、ウラン以外の開発研究の工場も破壊された。

 オモイカネがたとえ兵器を開発しても結果は凶。皇帝にはそれがわかっていたが近視眼的な軍の研究者や将校たちを食い止めることは出来なかった。

 家族が戦争でなくなれば戦争を嫌い、戦争を早く終結したいと望む。オモイカネは思い悩んだ挙句に研究中の銅鐸型音波兵器を「ギ」に渡した。

 「ギ」もまた愛のために将軍職を退き、敵地に侵入した。「ミ」なくしては生きてはいけない。

 この時代恋愛そのものはそのままではそれほど尊いものとは思われていなかった。
 当時の原理は現代のカバラに伝承されているが、
画像

 低級なエネルギーつまり性欲のエネルギーが昇華されて神の意識につながるカギとなっている。したがって性欲のエネルギーは重要ではあるが、性欲から1ランクあがった恋愛はまだ未分化のエネルギー形体である。
 賢者達に言わせるともっと昇華されなければならないものだった。

 だがエネルギーの強さは個人によって、また縁によってさまざまだった。

 性欲と神への愛。この相反すると思われている二つのものは炭素とダイヤモンドのようなもので、性欲が誠や美、正しさなどのとうまく融合することではじめて神と男女との至高の三角愛が生まれ、そこからすべてのものが創造される。

 わかりにくいかな。つまりだ。人には性欲があるが、男女のお付き合いではやっぱり信頼や思いやりや誠があってはじめて超いいカップルができ、超グッドな家庭ができる。
 もっとわかりやすく言えば男が性欲のカタマリで言い寄り女性がいろいろ条件をつけて誠実にとかなんとかいいながら社会に適応させてゆく。

 多くの宗教が結婚を神聖としたのはこの男女間の秘儀が結婚に含まれているからだ。

 空海はこの真理を体得したが、「性欲」が絡んでいるために密教としてごく一部の弟子にしか伝えなかった。密教の中に立川真言流のようなものが生まれたのはその一部が漏れたにすぎない。

 性欲そのものはエネルギーで忌むべきものではなかった。けれどもその放出の仕方が不安定だと社会的制裁を受ける。そこで社会的にはある程度のコントロールがなされ規制される。

 カバラの生命の木は宇宙をあらわすとともに、人間の構造原理をあらわす。一番下の球体はこのエネルギーがまだ原初形態にあることを示す。これが上昇して一番上の球体に達するまでに左右の球体の干渉をうけて精錬される。つまり・・・影響をうけてすばらしいものにかわる。これが錬金術の真の意味だ。

 仏教の密教はこの個人的なプロセスを伝えたが、キリスト教はこれを社会的な形で行う使命を帯びていた。
 だが・・正直キリストがそれに成功したとは思えない。もう死後2000年もたっているのだ。
 カバラはユダヤ教の秘儀だが、裏伝承されてキリスト秘教となり怪しげなオカルトにも利用された。

 中世のバラ十字団の開設者クリスチャンローゼンクロイツは各地を回るうちにこのキリスト秘教を学んだ。これはエジプト、ギリシャの秘教と通じ、また錬金術の真の意味をあきらかにするものだった。鉛を金にかえる。
 これはつまり鉛の世界を黄金の世界に返る。かつての黄金時代の再興を意味する。これが世界錬金術の本来の目的だった。

 人がしばしば目をそむけ隠す性欲エロスをアガペーすなわち神の愛へと変化させる方法が他のいかなる技術にもまして人類に必要な技術だった。それは人間の練成ということであり、聖人賢者の社会の出現を計画するものだった。

 しかしこのことを一般に広げれば血分けの儀式などといって、血統を利用して信者を広める邪教もでてくる。実際このような邪教は21世紀の現在にもある。

 つまりこうした裏の奥義は歪曲利用されやすいため、歴代の聖者は隠してきた。

 キリストには妻がいたマリアという、子供もいたかもしれない。ではキリストは本当に処女懐胎したのか。
キリストがもし処女懐胎であるなら、彼は自らカバラの原理を破壊する者となってしまう。

 彼は両親から受胎して、子をなす使命があった。

 母親はマリアであったが父親は婚約者ヨセフではなく別にいた。ヨセフは煩悶する。
婚約者がいるのに懐胎したとなると貫通の罪でマリアは殺されてしまう。それで夢に仮託して聖霊に感じて処女懐胎したとせざるを得なかった。

 そしてまたマリアと呼ばれる妻がおり、子供が生まれた。

 こうした事実はあまりにも衝撃的で当時の社会には受け入れられなかったがために隠された。

 キリストの使命は十字架にかかることではなく、家庭を持ち、子孫を残し、ヨハネとともに世界を救済することであった。
 
 内藤のあたまは48章全部がランダムに開示されるためにうまくまとまらなかった。そこでひらめきをすべて書きとめ、ホワイトナイトにそれを章別にあけるように頼んだ。ホワイトナイトははじめなんとか脚本としてつくりあげようとしたが、あまりの大きさにさじをなげ結局作家の想像力に任せることとした。ただし、作家には内藤とともに坐による瞑想を行うことを義務付けた。

 目にみえないテレパシーのフィールドが形成され、作家達は思い思いに物語をかきはじめた。

 ただし48章すべてがつながるように骨子だけはホワイトナイトが決めた。

 ヒの国の女王。ムー大陸との大戦と収束。そして現代に向けての大戦の持越しと計画。

 世界の乱れは当時のの皇帝が行うアマツカナギという次元の動きを測定するコンピューターのようなものによって予想されていた。
 
人類は乱れ再び泥海の時代が来ると。ほうっておくと人類は滅びる。そのため立て直しのための策がこの時代に構築され、氷河期のあとそれが少しづつ開花するようにしくまれた。

 遺伝子操作と異次元からの干渉。これによって邪悪な支配の目から真理が隠された。


 そんなストーリーだ。

亜希は概略を読んで内藤にいった。
「う〜ん難しくてよくわかんないわ。」
「どんなのがいいの?」
「もちろん私が主役でイケメンと恋におちておいしいものが食べられる。モテモテで人気抜群のキャラクターならなんでもいいわ。」
「なんじゃそれ。」
「なんじゃそれとはなによ。作家ならどうにでもなるでしょう。どうにかなさい。」
「どうにもならん。作家の良心が許さない。」
「あら両親だなんてマザコンね。」
「両親じゃない良心だ話を摩り替えるな。」
「そこをなんとかやんなさいよ。いい子紹介するから。」
「なに〜あの俺あんまり若くないほうがいいから。」

「すけべ。」

「すけべは人類創生の源さ。」
「未分化スケベは諸悪の根源よ。」
「あ、よく学べました。」



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第36章 みろく菩薩

2011/11/02 07:45
ヒの国の物語 の全貌はいずれ紹介するがその作り方が独特で概要を内藤晴夢がつくり各章の脚本家ないしは漫画家が話を膨らますものだった。中でも36章は最も人気のある神成省吾という漫画家が脚本から担当した。

内藤は36章にみろく菩薩の生まれ変わりを登場させ、来るべき大災難から少しでも多くの人を救おうとした。
物語はアフリカでコンピューターのコードを燃やして裸になった銅線を少額で売る少年の姿から始まる。彼は立ち上るダイオキシンの黒煙に身をさらしながら日々の糧をえていた。仕事がなく飢えで眠れない日がある。

 弥勒菩薩の化身である亜希は当時は地中海のセレブで空輸されてきた北海道産の蟹をたいらげながらテレビ放送をみていたが。

 だがさすがにこの映像をみたときにさすがに手が止まった。

 かたや日銭を稼ぐにやっとな少年と。わざわざ蟹を空輸させて肥満を気にしながら蟹をたいらげる自分のギャップに唖然としてしまった。

 「た、たしかにギャップがありすぎる。しかしこれも仕事のうち。」

 彼女はあらゆる場面を映像化することで稼いでいるスターになっていた。
    ※このあたり、あらすじを書く内藤に亜希が介入している。

 
 当然蟹をほおばる場面も売り物になっている。食事をする場面、歌う場面、ショッピングの場面、
 トイ・・いやそれはない。

 とにかくすべてをさらけ出すことでそれを資金に換えていた。スターだから。

 しかしさすがに亜希も人間であった。この少年を救うにはどうすればよいか。早速放送局に連絡をとり、支援することになった。まだ結婚していなかった彼女はこの少年に学費をだし、その家族を救おうとした。しかし聞いてゆけばその地域一体はまずしく。彼女は何十世帯もの家族を救わなければならなかった。

 彼女はそのために働くようになっていった。つまり動機が変わったのだ。彼女のブログは食い物のテーマから世界の貧困の話題へと替わってゆく。貧困はアフリカだけでなく都会にもあった。都会の貧困それは精神の貧困だった。

 はじめてマザーテレサの言っている意味がわかった。

 だが彼女自身いまさらマザーテレサの真似などできない。出家するわけにもいかない。

 できることはその美貌と才能とボディをフルに使って世界をすくうことだった。


「ねえアキさんこれちょっと言い過ぎなんじゃない?」
さすがに内藤は不安になった。コメディではないのだ。この映画は。
「なにがよ。べつにおかしくはないでしょ。」
「いやおかしいとかおかしくないとか・・わっかりましたよ。」

内藤は「その美貌と才能とボディ」という言葉を削除できなかった。


 
 
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ヒの国プロジェクト

2011/10/25 21:54

ハーレムナイトこと内藤晴夢はヒの国の女王を漫画化して連載をはじめた。漫画家は一人では間に合わないため原案を全48章に分け、原作者をつけて48人の漫画家に書かせた
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伝奇映画 ヒの国の女王

2011/10/06 21:56
 さて、映画の撮影は順調とは程遠いものだった。

最初に頼んだ監督は亜希のわがままに愛想をつかして投げ出し、
 結局ホワイトナイトが後を継ぐことになった。
 といっても彼が監督などわかるわけもない。
 やはりサブに優秀な才能ある駆け出し監督をつけて撮影を進めた。

 ストーリーはまだアジア(日本大陸と地続きの時代)が一つの王でおさめられていた頃の話から始まる。
 アジア大陸の女王はヒミコと呼ばれたヒミコは固有名詞ではなく。
 ヒの国と呼ばれるアジアの王または王女の呼称だった。
 後世、日の皇女、霊の巫女ともかかれるように、太陽神をあがめ、その直系を任じ、神懸りでアジアを統治している民族だった。この時期王は弾性だったこともあり女性だったこともある。

 もちろんヒミコは亜希が演じる。露出度の高いシースルーのベールにビキニという提案がなんども亜希からなされたが、放送コードにひっかかるのではないか、子供も見る映画にするというホワイトナイトの抵抗で白いドレスに身を包むこととなった。

 世界は何十万年も平和におさまっていたが、いつのまにか宮廷内でさまざまな人間関係のもつれが生じ、嫉妬と憎しみから政治が乱れるようになり、人々の思いの乱れから天に邪気が昇り、それがさまざまな災いを生じた。

 人間関係のもつれの原因には男女の「愛」のもつれがあった。

 ヒミコはとある兵士に恋していた。兵士は太平洋にありムー帝国との戦いに神経を尖らせていた「ギ」将軍。
 実は「ギ」には「ミ」という恋人がいたが敵対するムー帝国にさらわれ、ギはなんとしてもそれを救いに行こうとしていた。
 ヒミコはいけないとは知りつつこの兵士「ギ」に恋心をいだき、彼をムー帝国に送ることをためらっていた。

 「女王どうか私をムー帝国に送り戦わせてください。」
 「今はそのときではない。拉致されたミは裏切ってムー帝国の王女になっているとも聞く。お前に彼女が倒せるか?倒せまい。」
 「それはなにかの間違いです。彼女に限ってわが国を裏切ることなどありません。」
 「ならぬ。ワナとわかって兵を動かすわけにはゆかない。」
 「では私一人で潜りこませてください。」
 「御身はこの国の兵を統率する将軍ではないか。私情でこの国を危うくするつもりか。」

てなことで、「ギ」はなかなかムー帝国へ「ミ」を救いにゆくことができなかった。

 もっとも私情たっぷりなのはヒミコのほうで彼を危険な任務につかせたくない、近くにおいておきたい、それよりなにより「ミ」から遠ざけたいと思っていた。

 将軍「ギ」は友人である「オモイノカネ」という軍師に相談した。
 オモイノカネは稀代の戦略家であるとともに科学者で当時の諸葛孔明ともいえる人物である。
 オモイノカネはすぐにヒミコの私情を見抜いた。
 しかしそれを「ギ」には言わなかった。ヒミコの立場も考えたのである。

 「ムー帝国は巨大な水晶体をコアにしたエネルギー集積装置を開発して、今一番力がある。早々に手をうっておかないと、侵略されかねない。しかしヒミコ様の命令に背くことは出来ないどうすればよいか。」
 「ヒミコ様がお前を止めるのは、戦略的にすでにむこうのほうが買っていると判断されたからだ。明らかにこちらが勝てる方法を開発してお目にかければいい。」
 「何か方法があるのか?」
 「ある。」といってオモイノカネが手元に引っ張り出したのは、銅鐸の形をした機械だった。
 「なんだこれは?」
 「音波砲だ。」
 「音波砲?」
 「そうだ。君が発する言霊を拡大して威力を増す装置で、単に音を拡大するだけではなく、言霊の力を増す機械なので自然現象も変化させて台風の進路も変える力がある。」
 「でかい風鈴のようにもみえるが。」
 「その通りだ。この中で一種の音響を発生させ、君の発する祝詞の言霊に共鳴させるのだ。」
 「それで台風を変える威力がでるのか。」
 「実験してみよう。」

 ギとオモイノカネは東海の地に上陸しそうな台風目指してアマのイワフネを飛ばし、今の三倍もある富士山頂に到着し、台風めがけて音波砲と言霊を発射した。

 その直後いままさに上陸しようとしていた台風は進路を変えた。

 「この機械の有効範囲はどれくらいなのだ?」

 「実は試験段階でそれがよくわからない。言霊を発する人によっていろいろな結果がでるのだ。ムーを攻撃しようと思ったらムーに行かねばなるまい。」


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増税

2011/10/04 22:15
  さて、復興のために増税をするという。これは日本書紀に書かれた仁徳天皇のやった施政とは正反対。仁徳天皇は民が苦しんでいるときは税を免除し、自分の住むところがボロボロ担っても修理しなかったという。しかるに今の日本はどうか。民が苦しんでいるときに政治家や公務員の住むところは批判がなければ増やそうとする。

 医療費、介護費、年金、復興に金が足りないのだという。

 アヤタチの伝承によれば、日本は天皇陛下が紙幣を発行しなさいといって紙幣を発行すればいくらでも発行できるという。この事実はすでに知られているが、政府は欧米の経済学を信じて紙幣を発行することを恐れている。またそれ以前にTOPの権威で発行するということが現在の憲法下ではできない。

 経済の権限を陛下の権威で行うという仕組みができていない。

 天皇の権限というのは民のわがままで制限してよいものではない。けれども明治維新の時に伊藤博文が立憲君主を選び、憲法により陛下の意志を制限するように憲法をつくってしまったために、政治家や軍部が天皇陛下を利用して日本国をいじくり回す権限をえてしまったのだ。このことは明治憲法の成立過程をしらべればわかるが、戦争の原因が天皇陛下の権限を大きくしたと理解しているのは大きな誤りだということそのものが学会でも一般でもタブーになってしまっている。

 それゆえ古代の秘伝をもつアヤタチ一族は地下にもぐり続けることになった。

 また土地の「所有権」というのが産霊という土地神の怒りをかっていてさまざまな災いを引き起こしている。土地は髪からの預かり物というインディアンの見解は正しく、日本においても当てはまる。
 聖書にもカインはヘブライ語で所有を意味する。アベルは生命の息吹を意味する。つまりカインがアベルを殺したとは、所有という考え方が人間社会の生命の息吹を殺してしまったのだ。

 もつこと、奪い取ることから人類の闘争は始まった。いまもひそかに侵略はすすんでいる。日本が侵略に無頓着なことは周知だが、日本への侵略がどれほど危険か周辺国はわかっていない。
 もはやこの国とあの国が争って奪い取る次代ではなくなっている。世界的なく国々の相関関係が、その国の繁栄を決める。日本人はこの危険も世界システムの脅威も繁栄のカギも何も知らず政治構想に明け暮れて利権を争い、足の引っ張り合いをしている。

 増税すれば経済は停滞する。停滞すれば税収は減る。

 亜希はそれにもかかわらず収益を上げ、それを復興に還元するシステムを募集した。
 
 東北にレジャーランドを作るだけでは人は集まらない。そこまでのルートを安くする、それだけではダメで名だたる芸能人を呼び寄せる。

 音楽に何が出来るか、歌で何が出来るか。芸能業界全体の巻き込んで東北から世界に情報を発信した。世界から人がやってきた。

 

  

 
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亜希を主役にする映画をつくりなさい

2011/09/24 22:59
 さて亜希はさらに映画の製作を考えはじめた。未来の言霊戦をブルーインパルスの記憶をてがかりに脚本化し、敵の目論見を暴露することだった。主役はもちろん「亜希」公開は未定。アヤタチのメンバーはイスから転げ落ちそうになったが、戦略としては有効と判断された。ただアヤタチの秘密兵器の情報に関しては出さないことにした。

「ううっつ。やっと主役だわ。しかもやりたい放題っ!」
ブルーインパルスは脚本まで書かされて、演歌の練習が出来ずに困っていたがそんなことはお構いなく亜希は注文をつけてくる。

「う〜ん、そこんとこもーちょっとエレガントにね。」
「しかしそれじゃあ、戦闘シーンがファッションショーになっちゃうでしょう。」
「なーにいってるの、これは映画なんだから残酷なシーンだけ見せてたら観客はうんざりするわよ。大事なのはストーリと、何が大事かってことをメッセージとして含めることよ。」
「しかしここで唐突に水着シーンはちょっと・・だいじょうぶっすか?」
「どういう意味よ。」
「あ、いや。」

ストーリーはもちろん創作だが、設定はブルーインパルスのいた近未来。
フロストが亜希の彼氏になっている。夫婦で子供がいる設定にしろと亜希から圧力がかかったが、いやそれじゃあ緊張感がないからとなんとか戦闘のパートナーとしている。亜希はフロストを映画にだそうとしていた。

「お願いがあるんだけど。」
亜希は電話でフロスト本人に依頼した。
「無理にきまっているだろ。映画なんかに出たら諜報活動が出来なくなる。」
「あそうか。」
亜希はフロストとのラブシーンばかり考えて現実問題を忘れていた。

「フロスト役は思いっきりイケメンにしてね。」
またしても亜希からのプレッシャーがかかった。ブルーインパルスはイケメンと美女の言霊兵士ということで設定した。

またたくまに配役からセット、ロケの予定が進められた。亜希の周りには映画制作のプロが集められた。
ブルーインパルスだけでは脚本が書けず、ホワイトナイトが呼び出された。ハーレムナイトにしてもホワイトナイトにしてもパットしない中年男。ナイトの名がきいてあきれる。だがアヤタチの内情を知って書けるのはこの二人しかいない。

ホワイトナイトと亜希は初対面ではない、亜希が歌手としてデビューしたてのころ、彼は時々ライブを聴きに行っていってアドヴァイスをしていた。

「ブルーインパルスと話の設定と監督を引き受けてほしいの。」
「監督などやったことない。だから私一人では無理だ。だが映像に詳しいサブ監督を選んでくれれば彼と一緒にやろう。」
「わかったわ、今はチームワークの時代だから、あなたがよさそうな人を選んで。」
「面接をする。この映画とこの映画をつくった人に問い合わせてくれないか、製作前に条件や話し合いを十分にしておかないと、主導権争いになる。」

いくら金があってもいい作品をつくるには才能とチームワークが必要だ。監督には癖の強い人が多い。だれがいいか・・・。どうしたらいいか。どしろうとのホワイトナイトを立てるうでのいい監督なんかいるはずがない。

亜希は自分の人脈を振り返ってみた。アーティスト、クリエーターはやはり個性が強い。この映画を成功させるためにはしかるべき人選も大事だが、それを調和させるメンバーも必要だ。

お笑いの経験から、人間関係の達人といわれるエノモトに電話をかけた。
「お願い。この映画は成功させなくちゃならないの。」
「姉さんのためなら火の中水の中スカートのなかいきまっせ。」
「ばか、おねがいね。」
「がってんしょうち。」
「ふるいわね。」
「昭和のねーさんに合わせましたあ。」

このふざけた男、性格を使い分け相手に合わせる。そして人間関係を円滑にする天才。ただし本職の芸の才能はいまいち。こういう人間が、大きな組織には必要だ。今の人事制度ではいの一番にリストラされる、。現に彼は元銀行員だったがリストラされた。その後芸の道に入り泣かず飛ばずで亜希とのタイアップで人気が少しづつ出ている。彼がいるだけで周囲が和む。憎みあった人間が和解し、とげとげしい職場が明るくなる。


映画のストーリーは実は30万年前の地球から始まる。超古代文明の因縁の説明からはじまる。人類はスウェデンボルグがみたように黄金時代から銀の時代、銅の時代、鉄の時代と下降し、今は最低の泥海のじだいとなっている。人間の意識がおそろしく低くなり、弱肉強食の動物とかわらなくなっている。しかし本は人間はそんな存在ではなかった。

今が歴史の頂点とおもっているやからは、超古代のすすんだ技術と、それすら飲み込んだ大災害の映像を見て驚く。

7回目の世界。聖書の七日目の記述というのはこのことだったのだ。人類はこれまで災害をうけ今度が7回目。最後の試練のときがくる。

そしてその背後にいる巨大な影。それと戦う組織・・・このあたりは月並みになったなと少し思う。さいきんのSFは先取りしていたから。

巨大な歴史を感じることで人は、自分の位置を確認できる。記憶喪失から回復する。何のために生きているか。人には目的があり、生きる使命がある。それが感じられるようになる。

まあだからこそ闇の組織は歴史の抹殺を図り、特に日本の超古代の歴史を封印したのだが。






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プロジェクトaki

2011/09/11 21:52
 多忙をぬって亜希の全国活動は始まった。女優、歌手、MCの仕事はどんどん舞い込み、ブルーインパルスとともにさまざまな活動に従事し始めた。ブルーインパルスは最初アルバイトの身分であったが、亜希に会社をまかされるようになり、経営と歌手の二足のわらじを履くようになり始めた。

 ハーレムナイトはアヤタチが集めた活動資金を亜希の復興計画がスムーズに動くように使い始めた。直接の資金はセレブ亜希の莫大な資産によるが、それを軌道に乗せる裏の活動と資金はアヤタチが肩代わりした。


 東北の高速道路は無料ないしは数百円の低額となり、産業への負担を軽減した。漁業と農業の再興が急務で、どちらにも資金が必要だった。公的資金は投入されたがそれでは少ない。では何が足りないのか、亜希は調査スタッフを雇い、フロストに電話連絡して何が必要かを聞いた。そのための道具を調達し、流れをシステム化して西日本の消費と結びつけるため、新たにネット企業を買収した。

 AKI@・・jp

 福島の放射能については、アヤタチも亜希も正直今の段階では手のうちようがなかった。放射能除去装置はブルーインパルスがいた時代にもまだ完成していなかった。

 東北三県に立てる芸能の城の横にあるロボット開発施設は先に立てられ、災害時の瓦礫撤去ロボット、食料搬送型飛行ロボットが開発された。原子力施設内活動ロボットは真っ先に導入され準備された。

 芸能の城はまず仙台市に完成し、仙台までの高速料金は無料。新幹線も半額となり、特に仙台に会社を誘致して現地で社員を雇用した企業にはさまざまな特典が与えられた。

 芸能の城にはまず国内の有名なアーティストが呼ばれ、災害支援公演が連日行われた。東京大阪から新幹線ののチケットが超定額になるなどの特典が与えられたため、現地には大勢の人が押し寄せ、そこで消費が起こった。

 宿泊、飲食、雇用が生じた。

 西日本から東北にゆくネックはなんといっても交通費だ。これを安くする。つまり血液の循環をよくすれば、東北は復興する。

 政府やJRが出来ないのであれば、亜希がチケットを交通費とセットで販売する方法を考えた。

 利益が上がるかどうか・・・公演単体でみれば赤字になる。しかし、仙台市で落として行く消費の一部を回せば補填できると考え、地元の商店をドサ回りし、広告を絡めてトントンまでもっていった。

 ターゲットは近畿地方から中部、関東。経費を調整計算して抽選にすることをあらかじめ購入者に了解してもらう。
通常の金額で仙台までいって、超有名な歌手のライブを聴く。この流れを亜希コングロマリットの総力を挙げてシステムをつくった。

 
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2011/09/07 14:53

海産業を復活させるには船を中心としたどうぐの供給が急務だ。亜希は現地を視察して必要な物品を調べ造船会社を買収して船の製造をはじめた。

本当のセレブは高級品を身にまとい、うまいものを食べるだけではない。
目的をもって事業を行い人の役にたつことをする。
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復興

2011/09/06 07:57

一時のボランティアブームも下火になり経済的に苦しむ方がなかなかもとの生活を取り戻すことができない。アヤタチは各国のコネクションを通じて応援要請したがいかんせん表の政治が混乱してことが運ばない。災害をおのが利益に結びつけ頭一つ出ようとするみにくさ。そこで亜希は考えた。
東北三県を芸能の地にしてしまうと。まず彼女は三県にヨーロッパの城のようなアメニティハウスを設計した。音楽から漫才落語までできる音響設備抜群のシアターにし、横にホテルをつくった。ホテルには各地から名人コックを誘致した。カフェをつくり、博物館を併設。
近くにアヤタチ開発のロボットの展示を行い先端技術の開示を行い、ロボット専門の学校をつくった。
芸能と科学同時に発達させる地盤をつくった。
遊びできた人が科学に興味をもてるように考えた。ディズニーが取り入れた手法だ。
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しもきた芸人の母 早川亜希

2011/09/02 23:07
早川亜希と絡んだ男優・・といっても変な意味ではない、共演したり早川が司会をした芸人がことごとく売れてゆく。このジンクスが知らぬ間に広がり、早川はついに芸人かとうわさされるようになった。

「わ、わたしは女優よ。」そして売れた女優はセレブよ。

裏のプロデユーサーであるハーレムナイトはわけのわからぬ支離滅裂なブログに亜希を題材にした小説を書き、それを媒体にして全国のアヤタチに指令を発するようになった。

一方早川亜希はわけのわからぬ芸人の運勢をあげる女優MCとして新宿、銀座の母についで有名となり、芸人が我先にと早川との共演を望んだ。

あんまりうるさくなるとアメリカの別荘にで出かけ、買い物と食道楽に走る早川であったが、ブルーインパルスを歌手として売り出すという目標を与えられ、ふわふわしていた毎日がひきしまったものになり始めた。

ブルーインパルスには踊りと歌の教師をつけ、MCは亜希自らが叩き込んだ。
おもしろい。

人を育てるのがこんなに面白いとは思わなかった。

だが今の時代、何か他の人にないようなもの、特徴がないと歌がうまいだけではなかなか売れない。
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未来との邂逅

2011/08/29 18:23
早川亜希という希有の才能をもったタレントが世に認められ爆発的な人気が出始めた。とたん莫大な金額の収入を手にするようになり、世に言うセレブの仲間入りをする事になる。田園調布に邸宅を構え、著名な芸能人が出入りするようになり、求婚されたことも一度や二度ではない。まあこの美貌ならやむを得ないが、と亜希は内心ほくそ笑んでいたと同時に満たされない思いも感じ始めていた。
今日はなに食べようかしら。好きなものが好きなだけ食べられた。
彼女の夢は実現。あとはよいパートナーをみつけるだけ。ところが普通の男では物足りなくなってしまったのだ。
カッコイいいイケメンも悪い人ではないのだが燃えない。
やばいと亜希はおもった。

 亜希が大富豪になるあいだ、ハーレムナイトは他のさまざまな芸能人に影響を与えるべくメッセージを送っていた。お笑いが、人に何かを与えられるようなサブリミナルメッセージをあちこちに書き込んでいた。芸能人はソレを読んでヒントを得てゆく。芸能人のみならずさまざまな業界の人間に影響が与えられる。

 彼女が目に触れるところにさまざまなサインを置く方法もある。直接メールを送ってもプロが素直に素人の意見を聞くわけがない。彼女が目に触れるところにメッセージが飛ぶようにあらゆるコネクションを使う。そうして彼女が気付くように仕向ける。

 誰にでもこの方法が有効なわけではない。アヤタチのことば(言霊)に感応する素質のある人間だけが気付きはじめる。
 早川のブログを芸能人仲間が読んで、才能ある人が気付く。

 笑わせるのは難しい。だがそれだけではまだたりない。。。。

 歌で感動させるのは難しい。だがそれだけではまだ足りない。

 亜希がセレブに満足できなかったのも、ブログの中にそれだけではない「何か」をハーレムナイトが潜ませたためで、それが亜希をイケメン満足女で終わらせなかった。

 亜希は豊富な財力をもとに、芸によってなにかできるのではないかと考え始めた。かつてある先輩芸人が同じようなことを言っていた。そのときの亜希は食い物とイケメンで頭が一杯だったがいまその意味がやっとわかりはじめた。

 結局「人」として何かしなければただ財力があって食いたい放題着たいほうだい歌いたいほうだいをしてもどこか虚しい。

 しかし先輩芸人はそのことに気付き活動し始めた矢先、疾走してしまった。アヤタチの助けなくして自分の志を貫徹することは難しいということがわかりはじめた。

 フロストに会いたいと思った。電話をする。
「あ、あの。」
「やあ。久しぶり。」
「私考えていることがあるんだけど。協力してもらえない?」
「なに?」
「芸能プロダクションとテレビ局をつくりたいの。」
「ほう。アヤタチの組織を利用すればいいだろう。」
「芸能人を育てたいのよ。」
「アヤタチにカバーしろと?」
「だめかしら。」
「うんーー。金銭的な援助は出来ないが、君個人を守ることは可能だ。」
(うっつ。フロストがまもってくれるのかしら・・頭の中でボディガードの曲が流れる・・)
「ハーレムナイトがその任務についてるから。」
(げあのおやじか)
「いや、あのその。」
「わかったそのプロダクションもカバーしろっていうんだろう。それもハーレムナイトが適任だ。」
「あの・・フロストは?」
「あ、おれ?おれは岩手の経済復興で毎日泥だらけだよ。」
「え?ヨーロッパかどっかかと思った。」
「合間にヨーロッパにもいってるさ。」
「忙しいのね。」
「すまないね。カバーしてやりたいが、俺の本職は諜報戦だから、芸能関係には疎い。君はすでにハーレムナイトに招待されているんだよ。」
「え?」
「ハーレムナイトは数年前から君のことをカバーしてバックアップしているんだよ。これからもそうするだろうが、もう少し接触する機会が増えるかもしれないね。」
「そ、そう。わかった。」
「じゃあ。」ツウーツウー
なんとまああっさりとした電話。だめだこりゃ。
あーなんというかあのオヤジとやってくとなると気が重いけど仕方がないわね。
メールでも送ろうかしらね。あら。どのメールだったかしら。
わからないわ。

亜希の無関心をよそに、ハーレムナイトは日本の芸能が人にとってプラスになるような仕掛けを次々と作っていった。

一方亜希はアヤタチが守ってくれていると信じて、自分のプロダクションをつくるためにまず生徒を集めることを考えた。
「どこかに若いツバメちゃんはいないかしら。」ち、ちがうか。

そんなおり、例のカフェでカフェオレを飲んでいると、久しぶりにハーレムナイトが視界に入った。
「あ、こんにちわ。お久しぶりです。」
「こんにちわ、読んでるわよブログ。あなたもアヤタチだったのね。」
「え、まあ。」
「今日は何?愛の告白でも?」亜希はちょっと投げやりになっていた、同じ仕事するなら可愛いイケメンがいいなあ。
「え、まそれは機会があったらということで、実は今日は一人人を紹介したいのです。歌手を目指している奴がこれから来るんですが、そいつを鍛えてもらいたいんです。」
「え?」
「生徒を探しているでしょう。彼はしゃべりもうまいし、歌手は本業。芝居は出来ませんができれば叩き込んでもらいたい。」
「私に?」
「ええ。あなたが人を育てたいと思い始めていること知っています。それがどのような形で実現するかは状況によりますが、まず奴からはじめてもらいたい。」
と、そこへ二十歳そこそこの可愛いツバメちゃんがやってきた。まー〜なんてかわいんでしょう。食べちゃいたい。
「こんにちわ。ブルーインパルスといいます。」
「早川亜希です。え?ブルーインパルスってハーレムナイトのブログにのってた未来から来た青年?」
「はい私がそうです。」
「じ、実在したの?」

「ええ、実際は未来からの記憶を送られて人格の転移をされました。つまり肉体は21世紀のものですが、精神は未来のものです。」
「昔のあなたは?」
「消えたわけではありませんが、融合されています。もとの記憶の上に未来の記憶があります。」
「しんじられん!。」
「わかります。ですからそこのところはおいおい説明するとして、とりあえず私を芸能界にデビューさせてください。」
「てかあなた歌歌えるの?」
「はい。ホワイトナイトさんに場所を提供してもらい、随分練習させてもらいました。有名な先生にもつきました。」
「ホワイトナイトも実在の人物なの?」
「ええ。」

わけがわからん。小説の主人公が突然目の前に現れた。時間転移を実在のことだといわれてもなあ。まあまじめそうだしやってみるか。持ち前の楽天さから亜希は引き受けた。
「そのかわり月謝はアヤタチから出してよね。」
「了解。」
そんなことをいいながらも亜希は自分のスタジオを彼に見せた。富豪になってからまずつくったのは歌を練習できるスタジオ。音響設備は整い、いつでも練習できる。
「お、すごいっすねえ。」若いブルーインパルスは個人の綺麗なスタジオに入って驚いた。
「まね。」なにげに鼻が高い。でも・・くだらない。音楽の感動に比べればスタジオの設備なによ。きったない工場だって一流のシアターに変えてしまうのがアーティストってもんよ・・といいたいが、亜希じしんそれほど歌に自信があるわけではなかった。

教えるは学ぶの半ばなりけり。教えることであき自身が成長できるようにとのハーレムナイトの配慮でもあった。








 
 
 
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「セレブ亜希になにか?」

2011/08/28 23:12
ハーレムナイトが早川亜希の一服中に声をかけたのは偶然ではない。実は彼は芸能界裏方ネットワークを持っていてあらゆる芸能人の行動と活動を毎日モニタリングしていたのだ。

かれは日本の誇る秘密組織アヤタチ芸能部の主任だった。芸能活動は雑然と行われているようであってもさまざまな利害損得と、強大な組織、力で動かされている。アヤタチはそれを監視して、行き過ぎを押さえ、優れた人材にスポットを当てていたのだ。

ハーレムナイトは数年前から早川亜希に注目しかげながら支援してきた。といってもブログでああ=だこうだと書いて適当な妄想話を作り上げているだけではないかといわれるかもしれないが、それが彼の才能でもあった。コアなファンにはこれが受けるのだ。

早川亜希もうざいブログだとおもいつつなんとはなしに気になっていた。ライブにもきているようで写真などが記載されていた。歌に対する感想も意見としてかなり突っ込んだものがあった。兼業である歌手ではあるが、やはりプロであるかぎり耳を傾けないわけにはゆかない。自分の欠点や長所は自分と先生が知っていればいい・・・というものではない。聴くファンあってのライブなのだ。プロの意見は貴重だ。しかしプロにない意見が聞けることもある。

なんだかんだといいながら亜希はかえってブログを検索した。えーとお気に入りからは削除してしまったから、早亜希亜希に腫れましたがとかいう名前だったわよね。全くふざけたストーカーや野郎よねといいながら検索してTOPにたどり着く。

更新文章をみるとこいつもアヤタチだったかと驚いた。アヤタチとの接触はここ1年以上していない。なぜこんな形で接触してきたかがわからない。

亜希は以前の「彼」に電話してみた。ドキドキ「あ=ん」どうして誘ってくれないのオ。この口実でひっぱるかあ。

「もしもし?」
彼はすぐに出た。
「やあ。ひさしぶり。復帰する気になったかい」
「いえ、私は・・」
「女優だもんな。」(笑)
「そこ、わらうとこじゃないんですけど。ドラマに出てんですけど。」
「ああ、ごめんごめん。きれいになったよなあ。」
「え、まあ。それほどでもないけど。」
「ところでどうした?」
「あ、実内藤晴夢って人が接近してきたんだけど。」
「なに?そりゃおかしいな。」
「え?なぜ?」
「彼は生まれつき影が薄い。最近は髪も薄い。」
「最近笑いを意識するようになったの?」
「あ、いや彼は表に出るようなタイプじゃないんだが・・ほんとに君に惚れたのかも。」
「いやだああ。私の趣味じゃないわア。それより何よおのぶろぐいい加減に辞めさせてよ。」
「いやあすまんすまん。宣伝だと思って我慢してくれ。実はあのブログの文章は暗号化されてアヤタチメンバーへのメッセージになっているんだ。」
「だったらもうちょっとまともな、なんというかセレブな私にしてよ。」
「わかったわかったそう伝えておくよ。それにしてもおかしいなあ。彼がそれほど表に出るとは。」
「そんなに引きこもりなの?」
「うん。彼女いない歴は・・」
「いいわ聞きたくない。」
「そっかじゃあな。」
「あっつ、まって。」
ツーツー
(忙しいのはわかっているけどさ。ちょっとぐらい雑談したっていいじない!)

翌日のブログは「セレブ亜希に何か?」になっていた。

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もてましたがなにか。

2011/08/28 22:48
 今日はいつものお気に入りの喫茶店。ここの店員がちょっとイケメンであたし好み。でもあたしからなんて声かけられない。だってあたし女優だもの。お気に入りのケーキをいただいて今日もとーっても幸せ。

 これで彼氏でもいればなああ。今日もマネージャーと待ち合わせ。マネージャーは親友で楽しんだけど。やっぱり欲しいな彼氏。
 と思っていると。
 
 「あの・・」と背後から男性の声。驚いてコーヒーをこぼしそうになる。

 「早川亜季さんじゃありません?」振り返ると まあイケメンではないけれど、私を知っててくれていることがうれしい。だって私・・

 「女優の。」ま〜なーんて気のきいたひとなんでしょう。でもちょっと昭和だわ。いくつぐらいかしら。40代?

 「あの、ファンなんですよ。ゆっくり休んでおられるのじゃまして悪いんですけれど、あの・・。」

 (サインかしら?)

 「少しお話ししたいんですが・・・」

 (げげ、なんと単刀直入な。もうすぐマネージャーも来るし。)

 「ごめんなさい。待ち合わせなの。」

 「そうですか残念です。ではまたあの私内藤といいます。内藤晴夢。サインだけでもお願いします。ブログかいてますので読んでください。ここにアドレス書いておきます。」と自作の名刺。何々?住所と名前だけで肩書きなしかよ。

「内藤さんね・・・ないとう・・はれむ・・はれむないとう・・ハーレムナイト?あ、あなたがハーレムナイト?」

(少々辛口の、いまふうにいうと・・・すこしうざいファン。私の小説なんかを勝手にブログで書いていやがるやつだ。)

「そうです。知ってました。」

「いえ知りません!!」 きっぱり、知っていても知りません。

「そ、そうですか。じゃぜひ読んでください。」

「わかりましたありがとうございます。」

「じゃあ機会がありましたらまた。」

「はいまたねどうもさよなら。」 永久にね!

は〜。最近はやつのブログ更新してないのでもう飽きてはなれたかと思っていたけど、まだ生きてたかあ。あんなオジサンぽい、風体のあがらぬ奴だったとは。

あ〜あ。あの店員さんイケメンだなあ。声かけてくんないかなあ。

「あの。」
(おわ!いいけめんがきた!テレパシー通じた)

「お水お入れしましょうか。」
(ぬわんだよ!お水かよ)
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忙しくてかわいくなった早川亜希

2011/08/28 22:26
さて芸能活動が忙しくなりはじめて亜希は裏の仕事の依頼が来ても断るようになった。
「あたしは女優なんだから。」
「いやまそういわないで、今の日本の政治を立て直すのは亜希さんの官僚との覆面対談しかないんだから。」
「覆面はもういやよ。だってあたしは女優なんだからあ。」

芸能活動が増えてメディアへの露出も増えた亜希にとって、わけのわからぬ政治に関わるのは真っ平ごめん。はやくメジャーになってイケメン俳優と知り合うんだから・・。

てなことを活動の原動力にしながらも、亜希は真面目にはじけながら仕事をしていった。仕事が増えると亜希はますます脂が乗り切って・・あ。いやこれは禁句でした。適度に脂が消費され(?)出るところは出て、引っ込むところは引っ込み、仕事そのものでエネルギーを消費した。

裏の組織も亜希にあまり頼みすぎるとターゲットになりやすいために、しばらくは依頼を控えることになった。

悶々としていたのはホワイトナイトで、ぼろいパソコンで亜希の動画サイトを見ていたが時代の流れに取り残され、光にもしないために動画の再生がうまく出来ず、亜希との接触手段を失っていた。

ブログでは明るい亜希をみながら、ホワイトナイトは、しょうがなく家でドラマ「モテキ」を見ていた。「くく・・そういえば俺にもそんなことあったなあ。しかし歳ばかりくっちまって。」

亜希をみたばかりに年甲斐もなくギターなどはじめてはみたものの、指がひきつって腱鞘炎になり、世界を救うどころか、キーボードを叩くにもやっとになってしまった。

「今年はライブどうすっかなあ。」ライブにいってもまあ親衛隊の壁があついことあついこと、近づけやしない。ぽつねんと後ろから眺めているのもそろそろ限界ってところか。年齢層も若いしなあ。

 姉御肌の亜希姉さんどうやら、年下に好まれるらしい。フランクな人柄で、取り巻きが声をかけるもんだから内気なホワイトナイトが近づけるわけがない。
「俺のモテキはう=ん、十年前におわっとるからなあ。」

 とかいいながら、あっというまに全部見て外国劇場版の映画まで見てしまった。

 モテキモテキ・・・早川亜希にもモテキはあるはず・・。

 てえことで、早川亜希のもてましたがなにか・・・

 で続きを書こう。
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俳優

2010/08/09 07:59

真に優れた俳優とは自分自身の感情で泣くのではなく自身の芸術を客観的にとらえて一歩退き観客を泣かせる。ディドロ
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7.18ワンマンライブ

2010/07/18 22:14
ワンマンライブである。

 早川亜希わがままし放題のワンマンライブである。マンではない、ウーマンである。しかしワンウーマンライブとはいわない。
 マンは人間をあらわす。早川亜希は一説には珍獣といわれているがとりあえずはタカノヤの配慮でマンすなわち人類種としてライブできることとあいなった。

 
画像


 前半はトークのみ!!これは映像入り。なんと歌入りのPVまで作成している。若干地味との声もあったが・・・確かに地味ではあった。映像ではどちらかというと既婚者のように見える。
 ステージでは幾分顔やせしてみえる。また髪型もいい。後ろに束ねて表情も豊か。きっちり脚本書いているようで、ブレがない。

 水着映像もしっかりでた。ビデオ撮影禁止だが・・・たぶんこれのせいだろう。これをyoutubeで流されると、赤い国が大混乱に落ちいるといわれている。闇取引で法外な価格がつくからだ。
 くわしくはここのバックナンバーを読め。資本主義国ではシンジケートが動き出すかもしれないからだ。

 まあ冗談はともかく、時間も忘れ、元気な笑顔を見続けることができた。

 後半は歌ライブ。バックのバンドに管楽器の奏者が加わった。これがいい。
 完璧だ。音量も声とのバランスを考えている。
 大きくとも声が聞こえしかもどちらの音も割れていない。プロの仕事だ。今回このバンドの演奏が最高だった。

 亜希のサックスの映像も非常によかった。

 曲はやはり河内おとこ節が最高だった。曲がいいし、おそらく亜希という楽器にあった曲なのだろう。他の曲が悪いというわけではないのだが、一番亜希の長所が生きるのだ。
やはりゾクッとする。

 祭りの曲にはじまる最初の二曲もよかった、どこかで聴いた曲かと思ったが、新曲らしい。  雨という曲もよかった。さくらも前回聞いたがよかった。
 東京タワーだけは・・亜希の思いいれに反して何か中途半端な印象をうける。多分曲の調が途中で変わりすぎるので聴いている方の音の期待と一致しなさすぎるのだ。曲をひねりすぎているのではないか。またこの手の歌をひきたたせるとしたら、声質に特徴があって、声質を聴かせるような声の持ち主でないときついかもしれない。残念だが・・。これで聴いたのは三度目
だが、理解できない曲なのだ。これも好みなのかな。逆に思いを入れないで歌ってみたらどうだろう。

 ライブとしてはこれまでの経験をすべて踏まえてすばらしいものだった。

 アンコールは夜桜お七を歌えばよかったのに。

 

 


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演歌のMC

2010/05/19 22:10
 ブルーンパルスは2010年に到着するとすぐさま当時のホワイトナイトの消息を探った。彼はある施設でボランティアのコーディネーターとして働いていた。早速連絡をしてボランティアとして使ってもらえるよう連絡をした。

 施設では演歌が一番盛り上がるという経験をしていたホワイトナイトは二つ返事で承知して早速演歌ライブをアレンジした。ブルーインパルスにとってはMCをやりながら歌うというのは初の経験でしかも音響の調整までやらなければならなかった。2010年のホワイトナイトは将来彼が亜希とともに世界を救済するなどということも知らずにMCのコツを話した。

 「まず脚本をつくることだ。10倍くらいの量のネタ本とストーリーを作って、それでやっと時間をうめられ、とっさの対応もできる。プロのMCでも慣れてくるとこれをやらないで自分の経験を頼りにするから聞いててつまらなくなる。緊張するとなかなかとっさに話は出てこない。ましてその場で気の効いたセリフがいえるようになるのはそういう経験を積んで引き出しをたくさん持っているからだ。それをもっていない君が歌だけであきさせないというのは少し難しい。
 最初にきちっと行き場所をきめて、流れに沿って寄り道をすればいい。そうすれば緊張しようが忘れようが内容が伝わる。その場をごまかす方法ばかりを覚えても仕方がない。MCというのは相手にきちんと内容を伝えて何ぼのものだ。」

 若いブルーインパルスは純粋なだけにいわれたことをそのまま実践した。発表の日まで三日。半分徹夜しながら脚本を書いた。

 当日は音響のトラブルもあったが、歌よりもトークがいいと利用者に褒められた。ホワイトナイトもきちんと伝わるように話す話し方が非常にいいと思った。きいていてわかりやすかった。照れを見せるなとあらかじめいっておいたので、そのあたりは努力していたようだが、自分に自信がないせいか盛んに勉強中ということを強調してしまった。

  これは心理分析すれば勉強中ということは本当であるが、そういうことで客の厳しい視線を和らげようとしているのだ。だがこれでは客にとっては歌を聞くという姿勢ではなくなる。指導してやろうという気になる。これでは歌を聴いてもらうというスタンスをMC自ら壊していることになる。発表会ではない。あくまで楽しんでもらうという目的をもつプロの仕事なのだ。

   




 
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ブルーインパルス

2010/05/15 22:01
 2012年言霊戦のさなかホワイトナイト将軍より一人の青年が時空転送装置によって2010年に送られてきた。彼はブルーインパルスと呼ばれていた。

 2012年、世界を背後で操っていた16の黒の使徒がいっせいにメディアを通じて世界の人々を洗脳しはじめた。

 破壊的な音楽と、享楽的な出版物、その正反対には狂信的な団体が宗教の名のもとに世界を覆い、アカデミズムは人の心のもっとも貴重な部分を化学変化で説明した。人々は大きく分けてこの三つのいずれかに心を奪われ、自分自身を見失った。

 科学者は愛を性欲の一形態と説明し、人類はそれを信じた。人間は猿から進化したと説明され、人々はそれを常識として潜在意識の奥にしまいこんだ。世界には狂信的な宗教信者と物知りな無心論者で溢れ、うつと強欲と性欲の狂乱が人々をケダモノにした。

 世界はソドムとゴモラになるやと思われたときホワイトナイトがあらわれ、ギター一本で多くの人々を魅了した。かれはブログに自らのギター演奏をUPして全世界に公開した。

 実はこのギターはホワイトナイトがアヤタチの研究班と共同で開発し、黒の使途の洗脳をとくための特殊な治療器具だった。

 この器具の操作方法は非常に複雑でバロックの曲をギターで演奏することで効果を発揮する。バロックの曲には特殊な癒し効果があることが発見され、それがこのギター状の機械に応用されたのだ。 

 ホワイトナイトの演奏は瞬く間に心ある人間の魂を呼び覚ました。

 しかしながら人間の魂の波長はさまざまでバロックだけでは共鳴をおこさない人もかなりいた。そこで亜希の歌声が兵器として採用された。いわゆる言霊砲である。彼女の低音を聞かせた演歌は音響兵器としていたるところで家畜化する人々の心を正気に戻していった。

二人の指導者は黒の使途たちのメディア攻勢に立ち向かっていた。しかし多勢に無勢。いかんともしがたい部分があった。特に世の評論家、その手の世界のボス、裏の支配者などがあの手この手で二人のブログを閉鎖に追い込み、闇討ちまで仕掛けた。

ホワイトナイトは傷を負い、横たわっていた。
後継者が必要だと思った。
「ブルーインパルスを呼んでくれ。」ホワイトナイトは知り合ったばかりの演歌歌手の青年を枕元に呼んだ。
「よく聞いてくれ。私は長くはない。私がいってしまえば亜希は影のサポーターを失う。それでは黒の使途の力にかなわない。過去に戻り、君との遭遇を早め、2012には私の代わりができるようになっていて欲しい。」
「しかし私にはクラシックのギターなど弾けない。」
「キミには透き通るような声がある。それがギターの変わりに亜希の言霊砲と同様癒しの道具となる。問題はいざというときのバックアップと的確なサポートが必要なのだ。」

ホワイトナイトは指示を与え、ギター型の装置でブルーインパルスを時空転送した。
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亜希のサックス

2010/02/21 22:33
亜希の靴下じゃない。それはソックスって・・・

音大でサックスをやっていたというからあなりふけるはず。ふくでいいのかサックスは?
披露する場がないのか忙しいのか。

人は年齢がいくごとに新しいことを吸収することが難しくなる反面、かつてやったことを何らかの形でやり直すことも多い。

ホワイトナイトはかつてクラシックギターを弾いていて、長年さわっていなかった。激務が彼を音楽から遠ざけた。また頚椎の障害が楽器演奏を困難にさせた。

しかしここ最近音楽との接触がふえて、ついにギターを買いにいった。頚部の痛みを増大させないために補助具を開発してギターに取り付けた。またギターは小さいものを購入した。

毎日1時間一ヶ月引き続けてブログの更新もできなかった。

元気でやっているだろうか。彼女のブログはあいかわらずだ。食い物の話しが多い。以前よりレギュラー番組は減ったが、ファンは増えたようで、お台場に行ってもなかなか顔を拝めない。
人の山でみえないのだ。

彼女は演歌の道にすすんでいる。特に低音を聞かせる曲を歌うらしい。また発表会だ楽しみだ。だがその前にライブがあるのではないかな。

ホワイトナイトもギターの練習に打ち込んだ。ただうまくなることが目的ではない。限られた時間でどうやって技術を上げるか。若い学生と同じようにはやれない。経験をうまく生かし、的を絞っていくほかない。

ホワイトナイトは自分の好きな曲に絞った。意外と思われるだろうが、彼はクラシックそれもバッハの演奏が好きだった。バッハは練習にも向いている曲が多い。ギターにもバイエルに似たカルカッシの練習曲などというものがあるが、今はそんなものを復習している暇はない。とにかく有名な曲をこなす。運指をかえ編曲をいじりながらやる。

そんななか、例の音楽活動のバックアップもしなくてはならなかった。いつも音響に悩まされた。自分がやるときも音響に注意しなくてはと思った。
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にゃんこの歌

2010/01/16 18:52

ただいまにゃんこ帰ったよ。いつも笑顔でありがとう。だまってボクによりそって愚痴の一つもこぼさない。にゃんがこどもを産んだとき、こにゃんこってよんだら、お前はそれが気にいって、うれしそうに微笑んだっけ、今じゃ孫までうまれて孫にゃんこ、にゃんここにゃんこ孫にゃんこ。三代そろってお出迎え。?
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失業

2010/01/14 22:04
アメリカの会社が潰れただけで世界経済が大恐慌を起こす。
そんな時代になった。複雑な取引、経済バランス。
貧困で食い物がない。
おそるべき時代だ。

山村仁もつとめていた会社が倒産し、仕事が見つからない一人だった。
ふと目を向けると裸男とMCがなにやら番組をやっている。

あき。アキ?あのMCはアキというのか。

大勢の観客の後ろからそっとのぞく。

裸男は立派な中年。しかし破天荒な言葉の裏側に、ファンへの愛情とプロ意識がうかがえる。

「俺も何かに打ち込めばよかった。」

会社の言うとおりに仕事をして、心ならずも働いてきた。そんな状態でうまく行くわけがない。それでも耐えて仕事をしてきたが、会社のほうが傾いた。
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2010/01/12 22:34
 さて作詞をやっているとはいえ、テーマがと狙いがあるとなかなか難しい。
 いまのところ出てくるままに書いているのが一番心地よいしなんとなくいいのが出来ている気がする、ことさら詩をつくろうとするとどうしても経験から感情を引っ張り出して言葉にしなくてはならないからわざとらしくなってしまう。

源太郎「まず即興で一つつくってみせろや。」
アキ「うん。」

 とんとんとんからりんたととんがとんとん
 今日も晴れたよ次郎さん
 うしろすがたもりりしくて〜
 ついていくのがおたのしみい〜

 とんとんとんからりんたととんがとんとん
 朝もやよから掃除してえ〜
 洗濯すませて庭に干すう
 シャツにアイロンおたのしみ〜

 とんとんとんからりんたととんがとんとん
 お帰りなさい次郎さん〜
 あらまちょっぴりおつかれね〜
 さあさお風呂にはいりましょう〜

 「どうよ。」

一同「・・・・・・・・・・・」

那陀「こ、このとんとんとんからりんた・・・って・・・何!」
アキ「何っていわれても、そういう気分なのよね。晴れた日は。」

源太郎「・・・わ、悪くない。もっとつくって。」

フロスト「う。うん。ままあ」

アキ「きみら、そんなに感動しなくても。」

一同「・・・・・・・・・・・」

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2010/01/09 16:23
那陀「問題は曲でしょう売れなきゃしょうがないし」
源太郎「売れるにこしたことないがね、俺たちの最終目標は表は感動、裏は魂の洗濯だからねえ。」亜希「詩はどうするの?」
一同「!」
那陀「聞いてないの?」
亜希「何を?」
那陀「あなたが作るのよ」
亜希「ええ?」
プロスト「いいそびれた。」
亜希「いいけど・・そんな課題に合わせた詩なんか難しそうねえ」
プロスト「あ〜大変そうだから他の人に〜」
亜希「いいわよやるわよ」
源太郎「無理するな」
亜希「やるっていってるでしょう。」
那陀「亜希さん忙しいでしょうし・」
亜希「なにあたしにつくらせたくないの?」
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生命の樹とト音記号

2010/01/06 23:36
話は変わるがこれをみてもらいたい。
源太郎が図を広げた。

画像


源太郎「この図はカバラの生命の樹とト音記号に何らかの関連のあることを示している。」

アキ「水をさすようで悪いんですけど、なんらかって随分あいまいねえ。」

源太郎「やあ、すまんすまん、つまりはよくわかんねえってことだけどね。」

メイサ「学者なら捨てるところを、天才は拾うこともアリね。」メイサが源太郎を救う。

点数稼ぎめ〜。ってライバル心燃やしてるわたしってなに?

フロスト「ト音記号はG+gの装飾文字だと言われているが・・」

アキ「仮にカバラと関係があるとしても、何を意味しているのかしらね。」

源太郎「中央の丸はティファレトといって太陽を表す。最後の丸マルクトは地上。太陽に発して地上に降り立つ。何のことだかね。」

フロスト「何かの探求の道筋、順番とか・・。」

源太郎「これはエメラルドタブレットに対応しているという。」

フロスト「古代の聖人ヘルメスが残して中世の医師で錬金術師のパラケスススが手に入れていたという。」

源太郎「そうだ。以下がタブレットの一般的な訳文だ。」

これは、うそいつわりなく真実、確実にしてこのうえなく真正である。
ひとつのものの奇跡を成しとげるにあたっては、下にあるものは上にあるものに似ており、上にあるものは下にあるものに似ている。
そして万物は、ひとつのものの和解によって、ひとつのものから成ったように、万物は順応によって、このひとつのものから生まれた。
このものの父は太陽で、母は月である。
風はこのものをその胎内にもち、その乳母は大地である。
このものは全世界のいっさいの仕上げの父である。
その力は、もし大地にむけられれば、完全無欠である。
汝は、土を火から精妙なものを粗雑なものから、円滑に、きわめて敏捷に分離するがよい。
それは、大地から天へ上昇し、ふたたび大地へ下降して、すぐれたものと劣れるものの力をうけとる。
かくしてなんじは、全世界の栄光を手に入れ、一切の不明瞭は、なんじから消え去るであろう。このものは、すべての剛毅のうちでも、いやがうえにも剛毅である。なぜなら、それはあらゆる精妙なものに打ち勝ち、あらゆる固体に浸透するから。かくて、大地は創造された。
したがって、このものを手段として、驚異すべき順応がなされるであろう。
このため私は全世界の哲学の三部をもつヘルメス・トリスメギストスと呼ばれる。
私が太陽の働きについて述べるべきことは、以上で終わる。 (平田寛訳)


アキ「なんのことだかわかりません。」

源太郎「まあ正直俺にもわからんがね。このト音記号のデザインを考えた人間は、ギリシャとカバラの秘密を知っていたのだろうね。」

フロスト「錬金術の過程だといわれているが、その金というのは物質の金ではなくて、精神的な練成に関係したという説もある。世界の生成とも対応するとか。」

アキ「なんのことだかなおさらわかりません。」とアキは渦巻き飴を眺めながら迷想するのであった。

フロスト「源太郎は音楽を本来の姿に戻そうとしているんだよ。」

アキ「本来の?」

源太郎「音楽の医療的効果について最近は音楽療法など研究され始めているけれども、もっと深い一面があると思うのだよ。なぜ植物の生育にロックよりもバッハがいいのか。そんなところから初めて、うつや精神的な不安を解消し、若者が自殺なんかしないようにしたい。」






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キーボード

2009/12/31 18:59
「市販のキーボードでもかなりすすんできている。後手をつけるのキーの形態だな。」
そういって源太郎がメグミから受け取って手にしたの鍵盤のないボードだった。
その上に手をかざしたとたん音が出た。
「鍵盤のない楽器だ。指の位置によって音が出るように設計されている。」
よく見ると源太郎の手の爪に小さなシールが貼ってある、機械がそのシールに反応して音を出すようだ。
「これで抵抗なく超スピードの演奏が出来る。またあらゆる場所が鍵盤になる。」
そういって机の上で、ベートーベンの熱情を弾いてみせた。

「それって人に合わせることが出来るの?」

「そうそれぞれの手の大きさや動きをチューニングすることが出来る。最初にどう動かすかでドの音を鳴らすか、決めておく。」

「一度合わせてみたい。年末だし第九はどうだ。」

「譜面がないし、サックスで第九なんか弾いたことないわ。」亜希がいう。

「まあ指をあててみろ。」

源太郎が亜美に合図する。亜美は会議室のドアの外に出て、スイッチを入れる。
「第九ね。カラヤンがいいわね。」

亜美が言われた通りに構える。他の担当者も楽器を手にして構える。すると楽器が半自動で演奏をはじめた。意識しないのに指がうごく。吹いていないのに音が出る。吹き込んでみる。音が拡大される。キーに逆らってみる。間違った音はならないが正しい音であれば強弱をつけることが出来る。

打楽器はキーボードのほうで演奏している。バイオリンはナダメが一人でこなしている。ナダメはオーソドックスなスタイルで弾いているがかなりうまい。アキはサックスにまだ弾かれている。がしだいに使い方を覚えて行く。ベースはフロストがギターをトランスフォームさせてチェロ風に使っている。

オーケストラの音を4人がコントロールしている。もちろん限界はあるがチューニングやコントロール技術でどうにでもなる部分は多い。

「これけっこうおもしろいわね。」アキがコツを覚えて管楽器を演奏する。決して音程を間違えることはない。だが徐々に覚えてゆくから面白い。
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なだめ

2009/12/30 21:37
「メイサって、あたしがなるはずだった府中戦艦やまとのヒロインのメイサ?」

「いや違う。あ、きているらしいので紹介しよう。」

「こんにちわ、那陀メイサです。」

小柄で可憐な女性が紹介される。

・・・・・・・・・・・バチバチバチ・・・・・・・・

(か、かわいい。なだめいさ・・・それでなだめ・・・「だからパクリじゃん。」)

「ん?なんの音かな?」源太郎が周りを見回す。

「よろしく早川亜希です。女優です、MC 歌手もやってます。」

「よろしくお願いします。おうわさはフロストから伺っています。」

(むむ、どういうご関係かしら。)

「この楽団の特徴は、楽器にある。楽器は源太郎が音響学、生理学、ピタゴラス、テスラの設計図などを研究してつくった最新式のものだ。」

会議室の机の上に楽器の立体映像が現れた。

 「まずギターは私が弾くが、基本的には電気仕掛けだが音質は職人技のクラシックギターの音が出る。音量もアンプにより自由自在だ。
 通常のギターは弦を押さえて弾くというのが基本にあるが基本的には弦に触れることで音がでるようになっている。左手だけでも音が出るので、バイオリン同様かなりの早いリズムでも対応できる。今までのギターは右手と左手を合わせなければ音が出せなかったが、左手のスイッチだけで音が出るようになっている。」

 それからこれは本物を見なければわかりにくいだろうが・・・」とフロストは那田に合図して試作品をもってこさせる。

 (う〜んなんだかなれなれしいわ。)

 「一見普通のギターに見えるが・・・」とフロストがギターのネックを握ると付け根の部分がL字におりまがり、奇妙な形に変形した。

 「電子楽器にする限り、もっとも弾きやすい形体を追求した。」源太郎が説明を始めた。

 「通常楽器は音のために身体を酷使するが、そのために才能のないものが自由に音を鳴らせないということがおきている。指の大きさ、運動能力など。しかしこのギターは身体に合わせて音を出しやすいようにトランスフォームするように出来ている。」

 見る間に奇妙な琵琶を横に折り曲げたような形体になってしまった。

 「もちろんビジュアル的な要素も考えて、もとの形体も残している。音を出しながら形態も変化させることが出来る。」源太郎が苦もなくバッハのシャコンヌを鳴らす。

 「次は私。」といってメイサが持ってきたバイオリンを見せる。

 「みかけは普通のバイオリン。でも・・・」

 これも見る間にトランスフォームする。「通常肩と顎ではさんで左手で押さえますが。そのために頚を痛める人がいます。そこでネックの部分だけ分離して・・wiiと同じ原理ですね。右手は振るだけで、左手は触れるだけで音がでますので、一番楽な位置に腕を置くことがきできます。ただ固定できないと左手は抑えにくいので支えがついています。」

 「左手だけでも演奏が出来ます。左手のタッチで音質音量音色までコントロールが出来ます。しかしこれは非常に難しいので通常のバイオリンのようにも扱えるように出来ています。ギター同様コントロールはアンプによっていかようにもできます。まあ古典楽器の音色にはかないませんが、最近の音響技術はかなりのものです。同時に12種類の音がでます。チェロやコントラバスの音も出ます。」といってバッハの無伴奏バイオリンソナタを弾き始める。

 アキはこれまでの楽器がなぜ身体のことを考えてこなかったかと思った。指が短いピアニストが指の間を切った話、弦楽器の奏者の指先がカチカチになっていたり、肩こりがひどかったり腱鞘炎になったりということをみてきた。身体を酷使するのが当たり前、それを超えられなければプロにはれない。そういわれてきた。それゆえプロとして世にたつ人はあらゆる楽しみを捨ててプロを目指す。だが・・・楽器を身体に合わせるという工夫をすべきではないのか。そういう源太郎の発案は楽器の初心者がプロに近い演奏を可能にするものだった。

「このスイッチを押すと、リズムさえとればどこを押してもバッハの一番を弾き鳴らすことが出来ます。」

 まあこれなら私にも弾ける。でもプロは馬鹿にするだろうなあ。

「われわれの目的を達する必要なのはメロディと音のバランスだ。そのためにあまりにも難しい演奏に気をとられて何時間も練習をすることはできない。もう一つはわれわれ自身の健康の維持だ。演奏回数は半端なものではない。ゆえに身体に負担がかからないように工夫した。」源太郎が言う。

「さて、アキはサックスだな。」

「え?サックスもあるの?うれしいわあ。」

「もちろんだ。キミのサックスの技術なら普通にふけるだろうが、これもトランスフォームできるようにした。これなんだが」

「え、普通にみえるけど。」

「まあ吹いてみてくれ。」

「ふうつうだけど・・・あれ?」
「この音・・・」

「そうだ管楽器は亜希が担当するが、フリート、ピッコロ、ホルンの音など120種類の音を出せるように設計した。しかも12種類の楽器を同時に演奏できるように設定できる。」

「へええすごい本物そっくり。これはなにかしら?」
後ろについたボタンを押すと一部がはずれて下に落下した。

「あっつごめんなさい壊しちゃった。」

「いや、実はそれは重さを減らすためにつくった。長時間やっていると疲れる。重く感じる。本当は軽くつくれるんだが、普通のサックスの重さになるよう錘をつけているだけなんだ。」

「へえ。ほんとだ軽い軽い。」

「そして俺はキーボード。」といって彼が映像で出したキーボードは奏者を取り囲むように円状に鍵盤が並んだものだった。
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なだめカンタービレ

2009/12/30 12:45
「人間のモラルがかわらない限りこの技術をそのまま使うわけには行かない。」
「それでアメリカでも封印したのね。」
「おそらくね。財閥が盗んだのは自分達の利益を守るためと・・・」
「と?」
「いざというときにおどしをかけられるようにするためかもしれない。」

「げ。どういうこと?」

シオンの議定書の最後の方にはいざとなったら破壊的手段を使うことも書いてある。」

「あの、18世紀に書かれた陰謀の書物に?」

「偽書といわれているがね、われわれの長(おさは)悪のシナリオと呼んでいるよ。」

「で、どうするの?」

「作戦変更だな。こちらもこれらの兵器を中和する技術を研究する。それと同時に技術よりも考えかたを変えてゆかねばならないことを認識しなければならないな。」

「ふ〜〜〜ん。考えかたっていってもねえ。」

「源太郎の発案なんだが、楽団を作ることになっている。」

「楽団?それがなんの関係があるの?」

「アキと私と源太郎。それにメイサというバイオリンの名手を揃えた。」

「わたしも?だって私忙しいし。・・・。」

「まあ売れっ子のアキにお願いするのはほんとに恐縮なんだが。」

(あら、まあ売れっ子だなんてそんな、あなたにそんなふうにいわれたらやらざるをえないじゃありませんかあ。)「え、まあ、それほどでもないんですけど。」

「実は例の預言者ホワイトナイトが小規模にいろいろと試していたようなんだが、源太郎がそれをみてアヤタチでのプロジェクトを考えたんだ。」

「でもそれとさっきの話とどういう関係が・・・」

「まず、源太郎の研究で新しい楽器をいくつか開発している。それは他の楽器よりも人間のデリケートな部分を振動させて繊細さを取り戻させる効果がある。つまりそういう音楽を聴くことで感情が豊かになり優しさが増幅される。」

「あ〜なるほど。音楽でさっき話してたモラルをアップさせるというのね。」

「シオンプロジェクトを無力化させるために音楽を使う。人々の荒々しい気持ちを和らげ宥め戦争を沈静化させる。」

「なるほど。」

「で、その源太郎のプロジェクトのなまえは?」

「なだめカンタービレ」

「・・・・・・・・・・ぜったいパクリでしょう。」


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ムー大陸

2009/12/30 12:06
さて、設計図を手に入れたアヤタチは皆神山でその検証をおこなったところ、実際に世界の産業を変えてしまうほどの効果があることがわかった。だがそれは同時に旧産業の崩壊と大量の失業者を生み出す。かつての石炭産業の収縮とともに多くの失業者が生まれたのと同じだ。

「つまりいま石油にたよっている人や会社がみんな失業してしまうということね。」アキがフロストの傍らで一つ一つ確認しながら言う。
「そうだ。それを新しい産業に移行できればいいが、石油産業に慣れてしまった人たちを別の仕事につけるのは簡単ではない。」
「でもやらなければ人類は進化しない。」
「緩やかにやるしかないな。」
「でもそんなことができるのかしら。発表すれば一気に経営者が動くでしょう。」
「発表しないで移行できるよう産業形態を近づけていく。それと、仕事の受け皿を用意しておくことだな。」
「難しそうね。」
「それともう一つ。アメリカが発表できなかった理由だが、兵器として、地球を真っ二つに出来るほどの力が得られる。」
「え?あれは本当だったの?」
「そうだ原爆とは違うが振動を拡大してゆくことで、物を壊してしまう力がある。兵器としてはコントロールしながらその力を使うだろうが、間違えば地震や大陸の破壊が可能になる。」
「それってムー大陸の沈没みたいな。」
「そうだ。われわれアヤタチの伝承では過去に6回、文明が滅んでいる。そのうちの何回かはこの技術の誤用によって、地球の地軸が変化してしまったことによる。」
「地軸の変化?」
「そう、この地球儀の軸になる部分、今は北極と南極だが、この位置が変わってしまうんだ。すると極地の寒さがアフリカに来ることもあるし、日本が赤道直下に来ることもある。実際この南極大陸はムー大陸なんだ。」
「げええええ。南極大陸がああ?」
年甲斐もなくギャル風のリアクションをしてしまった。

ムー大陸、それは一万二千年前に太平洋の海中に没したとされる高度文明を誇った大陸。ジェームズチャーチワードがインドの古文書を解読したところから世界的に有名になったが、もちろんアカデミズムの学者は信用していない。

「日本人は黄泉の国という言葉を使うだろう。」
「ええ、死んでゆくところみたいな。」
「あの黄泉の国というのはもとはムー大陸のことをいっていたんだ。」

「でええええええ。」またしてもフロストの前で顎が抜けるようなリアクションをしてしまった。

「つつ、つまりムー大陸とは南極大陸のことで、黄泉の国だったと。」

「そうだ。ここに竹内文書にあるこの沈没したと言われる大陸の図と、南極大陸の図を比較してみるとわかる。」
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明智光秀

2009/12/23 22:16
 アラモスの別荘には巨大なツリーが飾られていた。
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アキと押田、源太郎とフロストの四人が乗り込む。アラモスのディナーショー厳重なチェックで宮殿のような建物に招き入れられた。

 東京のホテルのスウィートルームの何倍もの大きさの控え室。

  アラモスが顔を出した。簡単な挨拶のあと、押田はある奇術の種を明かしするのでと演出の協力を申し出た。
 アラモスは手品の種がわかることと、自分が舞台の中心になるという演出に興味を持ち、話にのった。
 騙しをさらす。実はこのことで彼の警戒心を緩和させるねらいがあった。

 マジックは別荘の中で20人ばかりの親しい友人の前ではじまった。

 押田のマジックには演出がある、源太郎が色を加えてあざやかさを増す。日本の伝説をモチーフにした明智光秀伝説をマジックイルージョンとして脚本化した。

 源太郎が織田信長に扮し、本能寺の変を演出。アラモスが主人公明智に扮した。明智は信長の部下であったが織田の心が闇にとらわれたことを知り、世界制覇をもくろんだダースベーダーのような織田信長を倒す。源太郎は以前合気道を学んでいたので、アラモスの拙い剣さばきを鮮やかに引き立てた。
 しかし明智光秀は自分が天下をとるつもりもなく、盟友である猿将軍豊臣秀吉に自分を成敗させたように見せかけて、自分は茶の師匠として転身を遂げ、豊臣秀吉の軍師として、日本の統治を目指した。猿将軍はアキの役だった。

 陰の主役というモチーフがアラモスの気に入った。即席の舞台でアラモスに多くを望むことは出来ない。彼の動きと会話は最小限にとどめ、周囲がそれをサポートした。必要な動きは彼がかぶるカブトに仕込まれた骨伝導イヤホーンによって押田が指示を与えた。

 この骨伝導イヤホンが源太郎の開発した秘密兵器であった。独特の周波数を組み込むことによって、催眠状態にかかりにくい人間であっても直接脳に作用して暗示をかけるという将来の言霊兵器の前駆形態である。今回の大芝居はこれをアラモスにはめるためのものだった。

 懸命な読者ならお分かりだと思うが、この骨伝導イヤホーンによって押田は指示を送りながら、特殊な周波数の振動を発してアラモスの脳を催眠状態にもっていった。

 演技の指示を与えながら、設計図の場所を聞き出したのだ。

 いかにアラモス家の身体検査が厳重だといってもハードに仕込まれた催眠暗示の特殊な信号音まではチェックできない。

 更に、押田はアラモスの潜在意識にイギリスに帰ってから設計図のコピーを送るような暗示を与えた。 彼は設計図をイギリスの銀行に保管していたからだ。


 舞台は終わりに近づく。利休が明智だということがばれそうになり、かれはどこへともなく消える。小さな茶室に忍び込んだ忍者がかれを殺そうと刀で突いた瞬間彼は舞台から消える。忍者はフロストが演ずる。忍者が戸惑う中で、舞台が暗くなり、ナレーションが入る、このナレーションは押田が舞台装置室から行う。

 アラモスが客席の後ろからスーツ姿で現れ、拍手喝さいで終わる。


 実はアラモスはアキたちが日本のアヤタチでありことに感づいていた。アメリカでの暗躍も情報が入っており、それを知った上で、舞台が終わったあと捕まえてはかせるつもりだった。

 だがアラモスが演劇好きで、青年の頃舞台俳優になりたかったことをフロストはつかんでいた。脚本を見せればかならずアラモスはのってくると考えた。脚本はアヤタチの秘密保管室から資料を借りて裏の歴史を演出した。事実は人を動かす。

 明智光秀は千利休であった。これは一子相伝の秘密であったが近世に暴露された。しかし未だに歴史学者はこれを認めようとしない。アヤタチの子女なら小学生でも知っている。

 この歴史を題材にして源太郎が脚本を書き、押田と協力して開発していた骨伝導兵器を使い、アラモスに暗示をかけたのだ。
 アラモスはアキたちを捕まえる指示を取りけし、十分なお礼を持たせて返し、帰国してから早速テスラの設計図をコピーして画像を暗号化してアヤタチの本部に送ってきた。暗号解読コードはAK(ech)I。

 よほど明智とアキが気に入ったのだろう。亜希もまた猿芝居が気に入っていた。


 


  
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アキのマジック

2009/12/15 20:41
アヤタチの円盤型飛行機アマノイワフネはイギリスに向かった。

「R(ロスアダルト)財閥主人の邸宅はイギリスにあってアメリカの御曹司の邸宅よりもはるかに堅固だ。」
フロストはうめくように言った。
「要塞のようだし、主人のアラモスは人を信じない。催眠にもかかりにくいといわれている。」

押田が割ってはいる。「そういう場合は催眠にかかりにくいという性質を利用するのよ。」

フロストがきく「というと?」

 押田は作戦を説明したが、今ひとつアキには飲み込めない。
「う〜〜〜〜〜ん」
 飲み込めないと思ったら、手に持っていたパンがのどに詰まっているだけだった。
「げほげほ。」

 今回の作戦はアキが女優の才能を生かしてアラモスに近づく。
 アラモスが市民の場に出ることは少ない。だが皆無ではない邸宅、オフィス、別荘、海外。そう海外・・・・。彼が息抜きに行く地中海の別荘が狙い目だ。かれはそこで時々買い物に出る。そのときが狙い目だ。

 そのときアキが彼に小さな貝殻細工を売ろうとする。そこから彼に近づき、ありかを引き出す。

 フロストがアラモスの情報をハッキングしてスケジュールを探る。
 明後日がちょうどその休養日になっている。彼はハードワークを売りにする経営者ではない。あくまでも財閥のTOPできちんと休養はとる。

「やっぱビキニかしら?」アキ

「いや無理するな。」源太郎。

「・・・・・・・・」フロスト

源太郎に差し出されたコーヒーに塩が入っていたのはその直後だった。

 イワフネは方向を地中海に変えた。

 アラモスも地中海の別荘に向かおうとしていた。

 金持ちだから敷地内ですべて済ますかというとそうでもない。人間はどうしても自分のテリトリーを広げようとする本能から外を歩き回りたくなるのだ。
 もちろんSPもついているが人ごみとなると、ガードに隙ができる。

 市場で買い物をするアラモスにさりげなく近づいたアキは手に持った貝殻の小細工をアラモスに買ってもらおうとして差出した。

 アキは日焼け化粧をして大きな電光掲示めがねをかけ、変装をして若作りをした。
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 アラモスにとっては東洋人のアキはティーンエイジにみえる。

「いくらだね?」

「50ドルで」、アキは自分のサングラスに映ったカタカナ英語で答えた。

「すこし私のマジックを見てもらえませんか?」

「マジック?」

アラモスが言うや否やアキは押田に習ったマジックを目の前で披露した。
アラモスの胸に手をあて、そこから何かを引き出すようにして手の中から花を出した。
次は腋から真珠を、頭の扇子を出した。
そのあとの扇子を使った巧みな演出で、アラモスも目を奪われた。
アキは押田から預かった小道具でやっているのだが内心ひやひや。

「さすがね。タレントって何でもやるのね。」押田も習得の早さに舌を巻いた。マネが即座に出来ることは俳優として、タレントとしての基本である。

さてこれから売り込み。アキは引っ込み思案を克服するために自分がプロのマネージャーになった演技をするつもりで、自分と自分のパートナーがマジックの達人であることを売り込んだ。目的は彼の別荘地に招待されることだった。

アラモスは自分の別荘に時々芸人を呼ぶ習慣があった。アキはそこを狙った。そして計画通りアラモスはアキの演技に興味をもち、夕方別荘に呼んだ。

「私達は4人のグループで演技をやりますがいいですか?」

「わかったディナーショーにするからそこで頼む。」

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